主婦の起業を成功させるためのQ&A
上記でご紹介した通り、主婦の独立開業や起業はそこまで難しいものではありません。実際に、多くの主婦が起業にチャレンジしています。しかし、何かと不安も残るもの。ここでは、主婦の起業を成功させるための疑問を、Q&A形式でお伝えします。
経済や経営の勉強は必要になる?
経済や経営の勉強は、会社を経営していく上で確かに必要なものですが、多くの成功している主婦社長さんも、最初から経済や経営の勉強をバリバリしていったわけではないようです。ビジネスの中でやらなければならない書類のやり取りなども、お客さんから少しずつ教えてもらって、身につけたという声が多数聞かれます。もちろん、勉強して知識をつけておくことは有利に違いありませんが、こういった勉強をしていなくとも、独立開業することは不可能ではありません。
高額な起業塾に通う必要はある?
最近は、数十万円から数百万円のビジネス塾に通って起業を目指すというケースも見られますが、こういった高額な企業塾の中には、トラブルを多く起こしてしまっているものも数多く見られます。
払った費用に対して、十分な学習をすることができなかったという声も聞かれていることから、高額な塾に通う必要はないといってよいでしょう。その代わり、ビジネスのことについて勉強をしたいということであれば、自治体や公的機関が支援している独立開業セミナーなどに通ってみるのも、ひとつの方法です。
時間が自由になるメリットはある?
時給制でアルバイトやパートに出るよりは、時間が自由になるメリットはあるといってよいでしょう。時間拘束は、そもそも自営業にはありません。もちろん、時間拘束のないビジネスモデルを作り上げていくことは必要ですが、それでもかなり融通の利きやすい働き方といってよいでしょう。そのため、家族との時間を増やしたい、あるいは夜中に働いて収益を得たいということで、在宅でできる主婦起業に踏み切った主婦の方も多くいます。
おわりに
主婦の起業は必要以上に難しいものではありません。むしろ時間が自由になり、自分の本当にやりたいことで生計を立てることができるようになるなど、主婦の起業を楽しんでいる方も多くいます。以前よりもフリーランスに優しい仕組みづくりが国全体でも進んでいますので、独立開業で稼ぐというのも主婦の新しい選択肢のひとつだといってよいでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
https://tamagoo.jp/report-news/deposit-questionnaire/
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。