【時短勤務の給料の計算方法】給料が減らない方法
最後に、時短勤務制度を利用した際に、給料が減らない方法についてお伝えします。労働時間が短くなれば、それだけ給料も少なくなるケースがほとんどですが、出来るだけフルタイム時の給料に近い収入を維持したいですよね。
時短勤務の給料を減額しない企業を選ぶ
例えば、企業に就職する際に、あらかじめ時短勤務制度を利用する可能性があると分かっている場合は、時短勤務の給料を減額しない企業を最初から選んでおくというのも1つの方法でしょう。
現在、一部の外資系企業やベンチャー企業などでは、従業員が時短勤務制度を利用しても給料が変わらない、減額しないという選択をしている所もあります。
特に、成果主義が強い企業などでは、成果を上げてさえいれば時短になったとしても、同額の給料を支払う形をとっているのです。
時短勤務の理由に理解がある会社に転職する
時短勤務制度に関しては、企業や会社によって対応が異なるケースが多いため、現在勤めている会社で時短勤務の理由への理解が得られそうにない場合は、思い切って理解のある会社に転職してしまうのも方法としては有効でしょう。
特に、介護による時短勤務の場合は、何年その状況が続くか分かりません。そのため、出来るだけ理解のある会社で時短勤務制度の利用を検討した方が、収入面も安心でしょう。
時短勤務にはまわりのサポートが必須
時短勤務と言っても、やはり出勤して働く以上、その収入を維持するためには本人の努力だけでは難しい場面がいくつもあります。
そのため、同僚や上司、家族などまわりのサポートがあることが、給料を維持するためには重要な要素と言えます。
おわりに
ライフスタイルの変化によって、どうしてもフルタイムでの勤務が出来なくなった時に効果的なのが、時短勤務制度です。この制度を上手く利用すれば、収入を確保しながら働き続けることができるでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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