【2022年版】知っておきたい!出産手当金の計算方法

2022年 出産手当金の計算方法!

出産手当金のポイント
出産手当金は2018年4月から新しい計算方法に変更になっていますので古い情報などを参考にしないように!それでは、2022年の出産手当金はどのような計算方法なのか詳しくみてみましょう。

計算方法とは?

<1日あたりの支給金額>
【支給開始日の以前12カ月間の標準報酬月額の平均】÷30日×(2/3)

※標準報酬月額とは総支給額を区切りのよい幅で区分したものです
 都道府県によって変わります。標準報酬月額の区分でご確認ください。→標準報酬月額の区分

※÷30日では一の位を四捨五入します
※×(2/3)で小数点第一位を四捨五入します

ここからは、例をみてわかりやすく説明していきましょう。
下記でいう月収は「総支給額(税込み)」です。(残業代、交通費)を含みます。また、年三回以下の賞与は含まれません。

月収が16万円の場合

(16万×12カ月)÷12カ月÷30日×(2/3)=3553円(支払い日額)
3553円×98日=34万8194円(総額)

月収が20万円~24万円の場合

(20万×6カ月+24万×6カ月)÷12カ月÷30日×(2/3)=4887円(支払い日額)
4887円×98日=47万8926円(総額)

必要な手続きは?

出産手当金は申請しなければ支給されません。申請するには「出産手当金支給申請書」が必要になります。全国健康保険協会(協会けんぽ)のホームページから書類をダウンロードしましょう。また申請には「産前産後」で一括申請するやり方と、「産前」「産後」と二回に分けて申請するやり方があります。二回に分けると書類も二回分必要になるので注意しましょう。

申請の流れ

  1. 勤務先に出産手当金の受給資格があるか確認する
  2. 協会けんぽのホームページで申請書をダウンロード
    (こちらからダウンロードできます→協会けんぽ 健康保険出産手当金支給申請書
  3. 必要事項を記入、押印をする
  4. 加入している協会けんぽ支部へ提出する(郵送か窓口などに手渡し)

ネット上での申請はできないので、必ず書類を用意しましょう。

おわりに

仕事をもっている方は、妊娠したら条件を満たしているか確認して出産手当金を忘れずに受給してくださいね。産休を取得する前は生活費の目安として、一度計算してみるものいいかもしれませんよ。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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