姑と上手に付き合っていくためのコツ
さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?三つ以上当てはまった方は、自分の言動や行動を見直した方がいいかもしれません。嫁姑でぶつかると、家族間にも微妙な空気が流れてしまうもの。姑に好かれる嫁になるためには、ある程度の嫁の努力が必要です。では、具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか?
嫁として頑張りすぎないこと
人間は他人から良い印象で見られたいと思う生き物です。夫の母親をあまりにも意識しすぎると、それがプレッシャーになり、真面目な人ほど頑張りすぎて疲れてしまいます。姑とはこれから先も長いお付き合いになりますから、最初に無理をするとそれが当たり前になり、自分の首を絞めてしまうことになりかねません。自分のペースで、無理せずできる範囲でお付き合いするようにすれば、自然と姑との距離のとり方も分かってくるものです。
時には姑や夫を立てることも大切
姑は、夫のことを一番知っている存在です。嫁としては認めたくないかもしれませんが、そこはグッと堪えて姑を立てるようにしましょう。家族の前で夫を褒めてみたり、「〇〇さん(夫)が△△なんですけど、どうすればいいですか?」と聞いたりすることで、姑の中に「この人は息子を大切にしてくれている」という安心感が生まれます。やりすぎはよくありませんが、一歩下がって姑や夫を立てることは、姑からの信頼を得ることにつながるのです。
聞き上手になり姑からいろいろ教えてもらう
姑と話をしているときは、自分が興味のないことでも、否定する言葉は使わず「そうなんですね〜」と相づちを打ちながら、話を聞いてあげるようにしましょう。話を聞いてもらって嫌な気持ちになる人はいませんから、嫁が笑って聞き役に徹することで、姑との関係も良好になります。また、姑の得意料理などを教えてもらうことも、姑との距離を縮めるきっかけになります。姑は自分よりも長く生きてきた“人生の先輩”ですから、上手に甘えたり頼ったりすることで、好感度が上がりますよ。
おわりに
嫁姑問題は、時代が変わっても消えることのない永遠のテーマ。しかし、姑は愛する夫の母親です。家族として付き合っていく間柄になったからには、良い嫁姑関係を築きたいですよね。姑から嫌われる嫁にならないよう注意しつつ、お互いを尊重し、無理のないお付き合いができるといいですね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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