住宅ローンを申し込む場合に注意したいポイント
35年でローンを組んだ場合、45歳までなら申し込みは可能であるものの、楽観視しているのは問題です。住宅ローンを申し込もうと考えた場合、注意しておきたいポイントについてご紹介します。
ローンを組む年齢は若い方がいいというのは「事実」
国土交通省が行った金融機関へのアンケート結果によれば、住宅ローンの融資において、審査する項目として最も高い割合を示したのが「完済時年齢」(97・2%)でした。
次に続くのが「健康状態」(95・7%)「借入時年齢」(95・6%)であり、この他「借入時年齢」「担保評価」「融資可能額(融資率)・借り換えの場合」「年収」「連帯保証」「勤続年数」の項目で、全体の90%以上の機関が融資の審査で考慮していると回答しています。
金融機関から見ても、できれば早い段階で完済してほしい思いがあり、結果として早いタイミングで契約しておいた方が、審査にもスムーズに通りやすいのは事実でしょう。
申込時年齢から完済時年齢を想定してシミュレーションを
毎月の返済額を考えると、できるだけ長い設定で返済したいと考えるかもしれませんが、金利などもう考慮し、できるだけ効率よく支払いできることがベストです。完済時の年齢にどのような生活をしているのか、したいのかを具体的にイメージながら、将来設計をシミュレーションしてみることがおすすめです。
おわりに
結婚・出産し、家族が増えると、将来的にかかるお金は増えていくもの。そのなかで、マイホームを持ってローンを組み、できるだけ効率よく支払いをしていきたいというのが本音でしょう。どれくらいの金額を借りるのか、毎月どれくらい支払ってどれくらいの時期に完済するのかを具体的にイメージし、普段の生活に大きな負担がかからない程度にローンを活用できるといいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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