病児保育・病後児保育の利用方法
子どもの一般的な風邪についてはほぼ預かってもらえますが、施設によっては特定の感染症は預かってもらえなかったり、預かってもらう前準備としてかかりつけ医の診断書が必要だったりと、運営方針が異なります。申し込みの際に、こまかくチェックしておくようにしましょう。
病児・病後児保育利用の流れ
病児・病後児保育の利用にあたっては、運営の仕方が住んでいる自治体によって違いますので、まずはホームページなどで確認してみるとよいでしょう。一般的には、事前登録が必要になります。病児保育を実施している施設はもともと少ないうえ、1回あたりの受け入れ人数も少ないため、いざ予約をしたいと思っても空きがない場合もあります。そういった場合に慌てないで済むように、複数箇所の施設に登録をしておくもの手かと思います。
病児・病児後保育の利用条件
まずは料金ですが、一般的には2000円から3000円程度で、病時保育のほうが病後児保育より若干高くなっているようです。しかし、自治体によっては納税額によって減額もしくは免除をしてくれるところもあるようですので、ホームページなどで確認をしてみるとよいでしょう。つぎに、準備しておかなければいけないものなどもあります。かかりつけ医の診断を受け、医師による病児・病児後保育利用表や与薬依頼書などを施設に持っていかなければいけなかったり、こまかい持ち物が決められていたりすることがありますので、その点も注意して確認しておくようにしましょう。
病児・病児後保育利用者の声と今後
病児・病児後保育の存在がとてもありがたいと言う声がある一方、預かってくれる人数が少なくてなかなか予約が取れない、料金が高いなどの声も多くあるのが現状です。しかし、共働きが増え、少子化が叫ばれている昨今、子どもの急な病気でも親が安心して仕事に行ける環境があるということは、親にとっては大変心強く、社会にとっても子育ての環境整備につながります。利用者によってメリット、デメリットは異なると思いますが、それぞれに合ったサービスが今後増えて、利用しやすい場になるとよいですね。
おわりに
病気の子どもを預けてまで仕事に行くなんて・・・と、罪深さを感じるママもいませんか。しかし、子どもにとっては病気のときに安静にしているばかりがよいとも限りません。熱があるのに遊ぶ気満々のたくましい子もいますし、かえって気が紛れて病気も吹っ飛ぶ!なんてこともあるのです。子どもは親が思う以上に強く成長しています。病児保育施設はしっかりとしたスタッフがいますので、安心して近くの施設を探してみてはいかがでしょうか。
ピックアップ
小学生と中学生の女の子2人を持つママです。娘が成長するにつれ、女子トークに花が咲き楽しい毎日を送っています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。