二人目を産みたいと思ってもすぐにできるわけではない
妊娠というのは、「今したい」と思ってもすぐにできるわけではありません。二人目不妊といった言葉があるように、二人目が欲しいと心では思っていても、実際に妊娠するかといえばわからないのです。最後に、二人目を不安に感じているママの気持ちの持ち方について、お話しします。
妊娠は奇跡!まずはできてから考えてもいいのでは?
多くの人が子どもを作ろうと思ったら、すぐにできると考えている場合も多いでしょう。確かに妊娠しやすい体質の人であれば、自分が意識していなくても妊娠するかもしれません。しかし多くの人は、欲しいと思っても妊娠しないことあるのです。そのためすぐにできるかわからないことに不安を感じ過ぎないようにした方がいいかもしれません。できてから考えよう!くらいの気楽さも必要です。
産みたいという気持ちと不安だという気持ちで揺れているかもしれませんが、ストレスを感じている状態は心身に良くないので、過度な意識はしないほうが良いといえます。
二人目は不安だけど家族が増える楽しさはある
気持ちの中では、二人目を産みたいけど不安だと思っている人は産前産後の不安感ばかりに支配されてしまい、心がストレスを感じている状態となっています。本当は、もう1人自分たちの家族が増えることに喜びを感じられるはずなのに、お金や仕事について不安を感じるからこそ、ポジティブに物事を考えることが減ってしまっているのでしょう。そのため、家族が増える楽しさについて、もう少し意識をするとネガティブな感情が薄れていくので、不安な気持ちの切り替えに役立ててみるのもおすすめです。
お金や仕事の不安は必ずどうにかなる
多くの家庭で二人目ができたとしても、お金や自分たちの仕事をどうしようかなと思ってしまうものです。現在では、多くの家庭が共働きをしているので、赤ちゃんを育てているときに夫だけの稼ぎで大丈夫かな?と不安に感じたり、自分の仕事がどうなるのか、いつまで休めるのかを考えると、怖くなるかもしれません。しかし、案外お金や仕事は親が元気でさえあれば、必ずどうにかなるものです。逆にそういった不安感から、子どもを諦めるほうがもったいないかもしれません。
おわりに
二人目を産みたいけれど迷っているとき、子育てをする親としてどんなことを考えたらいいんだろう?と不安になるものです。二人目出産は、一人目のときよりも違った部分に悩みを感じることがあります。お金や仕事、上の子との関わり合いなど多くの問題があるので、自分たちなりに気持ちの切り替えを行うようにしましょう。子どもを持つというのはどういうことなのか、まずはじっくりと考えてみるのも良いかもしれませんね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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