働きながら育休を取得する際の注意点
制度上育児休業を取るとしても、全く問題がないわけではありません。まだまだ男性の育児休業の取得率は低く、働きながら育児休業を取得できるという制度についても十分周囲に理解されていない可能性があります。
事前に育休中の生活資金を確保する
育児休業給付金は、2カ月ごとまとめて支給されます。そのため、育児休業給付金が支給されるまでの2カ月間に必要となる生活資金は確保しておきましょう。もし、育児休業中に働いていれば収入があるので、必要となるお金全てを用意できなくても構いません。ただし、世帯収入を下げたくないからという自分の意思だけで働くことはできません。育休中出勤するのかなどは職場とよく相談して決めましょう。
復職しやすい状況で休みに入る
長期で育休を取ると、仕事の状況がわからなくなったり査定が受けられなかったりといった問題が起きにくくなります。また、完全に休みを取っているわけではないので、復職する際のポジションや周囲の理解を受けやすくなります。
しかし、いくら制度上育児休業を取れるとしても、前例がないなど、職場のメンバーなど周囲の理解が不十分な場合にはさまざまな面で不都合があるかもしれません。そのため休みに入る前に上司や同僚などによく相談し協力してもらえるような体制を作ることも大切です。
おわりに
パパの仕事の状況を考えると、なかにはパパが長期で育休を取るなんて無理というご家庭もあるでしょう。しかし育児休業は働きながら取得することも可能です。金銭的なメリットもありますので選択肢の一つとして検討してもいいかもしれません。また、育休を取るのことが難しいパパは有休を取って産後のママをフォローする方法もあります。ぜひ検討してみてください。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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