虐待をやめたい親が相談しやすいところ
虐待をやめたい親は相談に行きづらいものです。でも最近は、さまざまなところで、そしてさまざまな方法で相談をすることができます。最後に、自分が子どもを虐待しているかもしれないと思ったときに相談できるところをいくつか紹介します。ぜひ、子どもを傷つける前に自分に最善な相談先をみつけて連絡してみてください。
公的な相談先「児童相談所」
児童相談所というと「通報」「措置」のように強いイメージの言葉が浮かぶかもしれません。しかし本来は、児童相談所は名前の通り「子どもの相談所」なのです。児童相談所では、虐待相談だけでなく、発達や育児の相談にも応じています。公的な機関のため、具体的な対応策を提案してもらうことができるでしょう。
最寄りの地域子育て拠点
児童相談所に行きづらい人は、最寄りの地域子育て拠点に行ってみるといいでしょう。地域子育て拠点になっている保育園では、育児相談を行っているところもあります。「虐待」という言葉には重たいものがありますが、地域子育て拠点では保育士が雑談のように相談に応じながら、虐待に悩む親の相談にのるのです。最初からきちんと説明ができなくても、回数を重ねながら少しずつ打ち解けあって相談できるでしょう。
民間の社会福祉法人や非営利団体
匿名の相談を希望するならば、民間の団体がおすすめです。地域密着の団体は、話の中から得た情報で個人が特定できるかもしれません。しかし、全国規模の団体ならば全国から相談を受けているため、個人が特定される可能性は低いでしょう。インターネットやスマホからも相談ができます。
おわりに
虐待をやめたいと苦しむ親は、子育てが苦しくなっています。子育てで悩んだときには、一人で悩まずに相談して心を軽くしましょう。親が明るく生活していると、子どももうれしいものです。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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