連れ子が虐待されないために。子どもを守るためにすべきこと

連れ子の虐待
夫と死別、あるいは離婚して、子連れ再婚を考えているシングルマザーはたくさんいます。しかし、ニュースでは連れ子への虐待が日常化して子どもを死なせてしまうといった事件があとを絶ちません。大事なわが子を虐待から守るために、知っておきたい心構えと準備しておくべきことをまとめました。

なぜ連れ子は虐待されるのか?

怒るお父さん
子連れ再婚をして、新しい家族ができるのは喜ばしいことです。しかし、世の中には連れ子を虐待する義理親がいます。特に、女性が子どもを連れて再婚し、さらに夫との間に子どもをもうけた場合は要注意です。実子ばかりをかわいがり、連れ子を虐待するケースは、程度の差こそあれ、数多く見られる事象です。なぜ、連れ子は虐待されてしまうのでしょうか。

父親になることの難しさ

小さな命を自分の体内で10カ月育んで出産する女性と違って、男性は産みの苦しみを味わうことはありません。わが子を抱いても、なかなか父親だという実感がわかなかったという男性がほとんどです。特に、子どもとかかわる時間が少ない男性は、父親になったという自覚が育ちにくい傾向にあります。実子ですらそうなのですから、連れ子を前にして、自分が父親であるという意識を持つのは難しいことです。自分の子どもであるという認識が薄いと、子どもを「他者」「異分子」と認識し、攻撃的な感情を持つことが考えられます。

血縁主義の弊害

アメリカでは、養子縁組が盛んです。中には、実子のほかに養子縁組をして子どもを育てている人もいます。親とは異なるルーツを持つ子ども達を複数育てている人も多く、日本との「家族観」の違いを感じます。日本は単一民族国家といわれていて、血縁主義の考え方が根強い国です。そのため、血のつながらない子どもを自分の子どもだと認識することが難しくなっています。2013年に製作された「そして父になる」という日本映画では、病院での乳児取り違え事件が発覚し、思い悩む父親の姿が描かれています。連れ子であれば、もともと血縁がないことがはっきりしています。日本では、虐待の対象になりやすいといえるでしょう。

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子どもを守るために準備しておくこと

子どもを守る
連れ子を虐待するような人だとわかっていて再婚する人はいないでしょう。結婚前にそうした事態を予測することは困難です。むしろ、状況によっては誰でも子どもを虐待する可能性があると考えておくべきです。これは、虐待の加害者の多くが実母であることをかんがみれば、あながち間違った認識だとはいえません。子どもを守るために、備えておくことは大事なことです。

いざというときのための資金

虐待には、身体的な虐待のほかにも、暴力的な言葉を投げかけるといった心理的なもの、性的な虐待や育児放棄(ネグレクト)があります。子どもへの虐待は、しつけを名目におこなわれることが多いため、注意が必要です。そして発覚したときは、すぐに子どもと虐待者を引き離す必要があります。母子シェルターに避難する、実家へ帰るなど、行動するためにはお金が必要になります。必ず自分名義の銀行口座を持ち、資金を準備しておきましょう。経済的な自立は、自分と子どもを守るためには必要不可欠です。

行政や民間支援団体の連絡先

行政や、民間支援団体では、子どもの虐待を防止するために、さまざまな支援をおこなっています。「189(いちはやく)」で知られる虐待ホットラインは、虐待案件の通報だけではなく、相談も受けつけています。それぞれの都道府県の対応部署につながるようになっていますので、緊急用の番号として覚えておきましょう。児童相談所の対応が問題視される事件報道もありますが、その陰には救われた子どもも大勢います。信頼できる支援団体の電話番号など、困ったときに頼れる人や団体のネットワークを調べておくことが大切です。子育てを通じた地域の輪に入っていけるとより安心できます。

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2歳差で生まれた娘と息子はすでに高校生。子育ても一段落したと思いきや、思春期の悩みに付き合わされている40代後半の働くお母さんです。保育の現場で子ども達に癒やされながら日々勉強中。しかし子育てには、教員免許もたいして役に立たず。それよりも、演劇部で鍛えた妄想力と演技力の方が役に立ったような気がします。「子どもの主食はあそび」の信念で、とにかく楽しく、子どもの人権を尊重した育児が理想。あくまで、理想・・・。

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