実際に挨拶に出向く際の注意点
実際に出産後の挨拶に出向く際、相手の状況などによっては本来挨拶したいと思った目的とは異なる意味でとらえられてしまう可能性もあります。ここで、二つの注意点をご紹介します。ご近所にはさまざまな方が住んでいるので、相手の状況や心情にも少し配慮しながら挨拶できるよう、ポイントを押さえておきましょう。
赤ちゃんを連れていく場合
赤ちゃんを連れていくのは、相手のことを知っている場合にはいいかもしれませんが、よく知らない場合には避けた方がいいかもしれません。というのも、相手が赤ちゃんを見て快く思うか、そうでないかがわからないためです。
ご家庭によっては、不妊で悩んでいる・赤ちゃんが苦手・赤ちゃんができずに諦めたなどさまざまな心情を抱えていることもあります。自分の知らないところで、相手の心に深いしこりを残してしまっては悲しいので、相手に対する気遣いも大切です。
挨拶をする本来の目的が伝わるように
出産後にご近所へ挨拶する目的は、「騒音」に対して「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、気をつけながら生活していきますのでよろしくお願いします」という気持ちを伝えること。本来の意味がうまく伝わっていないと、「お祝いを要求されているのかな」「赤ちゃんが生まれたから見せたいのかな」と思われてしまう可能性もあります。「赤ちゃんが生まれたのでよろしくお願いします」だけでは、言葉足らずで伝わりにくい印象なので、きちんと伝わるように挨拶したいですね。
おわりに
出産間近の時には、赤ちゃんとの生活を夢見てきたところもあるでしょう。しかし、現実は喜び・幸福感とともに思わぬ試練も待ち受けています。赤ちゃんが健やかに成長し、気持ちよく生活していけるよう、ご近所との関係も良好に保ちつつ育児生活を整えておきたいですね。
ピックアップ
長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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