「新生児訪問」には賛否両論の意見が・・・
先述した通り、強制ではないので断ることもできます。「新生児訪問」については、賛否両論の意見があるのが現実です。育児で忙しいのに訪問されても迷惑、初対面の人に心を打ち明けられるわけがないなど、不必要なサービスだ!という声も見受けられます。しかし、他人と接する機会が減ることにより、育児の孤立化が潜むという背景があります。
育児の孤立化に潜んでいるものは?
近年、育児の孤立化が問題視されているのをご存じでしょうか。初めての育児に戸惑ったり、いら立ちを覚えたり、他人と会話する機会も減ることでママのストレスがたまることも多くなってきます。その結果、悲しいことに育児放棄や虐待につながる可能性も全くないわけではありません。また、他の子と比べてわが子の生育状態が遅いのではないかと考え込んでしまうママもいます。出産後、社会から孤立してしまうことは怖いものだと認識しましょう。
新生児訪問を受けることによるメリット
育児に関する専門知識を持った保健師さんや助産師さんによる訪問なので、赤ちゃんの発育状態やママの精神状態のケアも行ってくれます。他人と会話することで、孤立した心を解きほぐすこともできます。不安に思っていること、育児で悩んでいること、自身の精神状態などなんでも気軽に相談してみましょう。それだけでも気持ちが軽くなります。無料で受けられる便利なサービスなのですから、これを使わない手はありません。基本1回ですが、状態や状況に応じてサポートしてもらうことができます。
構えず気楽に訪問を迎えましょう
他人を招き入れるのだから掃除をしなくてはいけない、お茶を用意しなくてはいけないなどと構える必要は全くありません。育児で手が回らないのは訪問する側も承知の上です。ママと赤ちゃんに配慮した訪問なので、個別に連絡を取り希望日時の調整もできます。構えず気楽にサービスを受けましょう。子育てに関する悩みを一人で抱え込んでいるのではないんだという安心感を得るためにも「新生児訪問」は絶対におすすめです。
おわりに
いかがでしたか?新生児訪問についてご説明しました。初めての育児は不安でいっぱいです。厚生労働省でも2017年度から産後うつへの健診費助成を開始します。何もかも一人で抱え込まないで、ママと赤ちゃんが健康に生活するサポートとして、「新生児訪問」という制度を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
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