無事に出産を済ませ病院を退院したら、いよいよ赤ちゃんとの生活がはじまります。プレママにとってはうれしくもある反面、不安に感じることも多くあるでしょう。そんなママと赤ちゃんのサポートの一環として行われているのが「新生児訪問制度」です。各自治体から無料で受けられるサービスなので、ぜひ活用しましょう。それでは「新生児訪問」とは、いつ、誰が、何のために行うのかご紹介します。
はじめに、新生児訪問とはなんでしょうか?
厚生労働省の説明によると『すべての乳児のいる家庭を訪問し、子育ての孤立化を防ぐために、その居宅においてさまざまな不安や悩みを聞き、子育て支援に関する必要な情報提供を行うとともに、支援が必要な家庭に対しては適切なサービス提供に結びつけることにより、地域の中で子どもが健やかに育成できる環境整備を図ることを目的とした、広く一般を対象とした子育て支援事業である』とされています。では、その内容はどういうものなのでしょうか。
「新生児訪問」ってどんなことするの?
生後28日以内の赤ちゃんを対象に各自治体の保健師や助産師が、家庭訪問を行う行政のサービスです。
- 赤ちゃんの体重や身長の測定など発育状況の把握
- 育児指導や適切なアドバイス
- 赤ちゃんの栄養状態
- ママの体調や精神状態の把握
- ママの育児の様子
その他、初めての育児の戸惑いや悩みをなんでも相談することができます。
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どこに、誰が訪問にきてくれるの?申請方法は?
訪問は、ママと赤ちゃんが生活している場所に、自治他の担当保健師や助産師が赴き行います。赤ちゃんとママを取り巻く環境や成育状況を把握するためのサービスです。30分~1時間ほどの訪問ですが、さまざまなアドバイスを受けられることができます。もし、相談や質問があるのならメモしておくとよいでしょう。また、専門の知識を持った女性の訪問なので、安心してサービスを受けることができます。出産後、役所に出生届を出すと電話連絡があり、日程調整をして訪問となることが多いでしょう。強制ではないので、希望しない場合は断ることができます。
里帰りをしている場合はどうしたらいいの?
出産前から里帰りするママも多い中で、どのタイミングで「新生児訪問」を受ければいいのか気になりますよね。その場合は、生後60日以内の訪問とされています。赤ちゃんが生活している場所での訪問とされているので、里帰り中であれば実家で受けることができます。里帰り中だから受けられないのでは?といった心配をしなくても大丈夫なので、気にせず活用しましょう。
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