家事ハラを回避する方法とは?
イラっとした気持ちを嫌みにのせて伝えても、夫はただモチベーションが下がるだけで何もいいことはありません。とはいえ、妻側としても欲しいのは即戦力。いちから鍛えなおしていてはストレスもたまるし、時間がかかりすぎます。そこで、思わず出てしまう家事ハラスメントの言葉を飲み込んで、衝突を回避する具体的な方法をご提案します。
お互いに苦手な家事を分担する
自分のやり方にこだわりがある得意な家事を任せるのはやめましょう。自分が苦手だな、いやだな、と思う家事をなるべく受け持ってもらいます。そうすれば、そもそも嫌いな家事をやってくれているという感謝の気持ちが先に立つはずです。お互いに苦手な家事は、一緒にやるという手もあります。おしゃべりしながら手を動かせばあっという間です。効率を考えると別々の作業の方がいいと思ってしまいますが、ここは合理化を優先する工場ではありません。コミュニケーションを大切にする家庭を目指しましょう。
事前にマニュアルを作成する
職場でもそうですが、「自由にやってみて」「君に任せるよ」といって新人に任せておいて、「今までのやり方と違う!」と叱るのは理不尽です。あなたは新入社員に手順も教えず仕事を任せますか?もし、自分なりの家事にこだわりのやり方があるのなら、最初にマニュアルを作成しておきましょう。バカバカしいと思っても、その手順を必要な場所に貼っておくとより効果があります。自分ができることは他人も当たり前にできると思ってはいけません。育った環境が違うのですから、家事の方法が違っていても当たり前です。
おわりに
「男は外で働き、女は家庭を守る」という価値観は過去の遺物です。これからは、男も女も真の生活力を身につけて、自分のことは自分でしていかなくてはなりません。せっかく家事に参画してくれる男性が増えているのに、よい芽をつんでしまってはもったいない!家庭運営は夫婦の共同事業だと捉えて、家事ハラスメントを防ぐ方法を考えてみてください。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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