今日から親子で始めよう!歩育のススメ
歩くこと、お出かけすることは大切なこと。そうとは分かっていても寒い日や暑い日もあり、疲れが溜まっている日もありますよね。移動は車で、行き先はショッピングモールというのもありがちです。しかし、ここは意を決して歩育にチャレンジしてみましょう。歩育の実践法をご紹介します。
ピッタリの靴があればトコトン歩ける!
歩育のためには足育も大切。夏でもたくさん歩くときはサンダルではなく、ソックスとスニーカーでお出かけしましょう。まずはぴったりのお散歩靴を入手してみては?成長が早い子どもの足だけに、サイズとフィット感をチェックしてくれるお店での購入がおすすめです。
たとえば子ども靴専門店のGenki-Kidsでは、専用の計測器で足の写真を撮り、正確に測ってくれます。左右の微妙な違いや足幅なども捉えてアドバイスしてくれるので、ピッタリの靴が見つかりますよ。そのほか、靴選びのプロであるシューフィッターがいるお店を探してみるのも良いでしょう。
我が家の歩育マップを作ってみよう
日頃の行動範囲は買い物や習いごとなど特定の場所に偏りがちです。
住み慣れた我が家の周辺、もう目新しさは無いと思っていませんか?普段いかない場所に行ってみれば新たな発見があるかもしれませんよ。しばらく行っていない場所、特に用事がないからと足を運んでいない場所を中心に歩育ルートを検討してみましょう。
また、市民の健康増進のために「お散歩マップ」を公開している自治体も多いようです。ウォーキングコースが自治体ホームページに掲載されている場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。
距離や行き先にとらわれず楽しもう
特に目的地は決めずに歩くのも、楽しいですね。2歳、3歳くらいの小さい子どもと一緒なら、まずは歩き出してみてから「どこに行こうか?」と聞いてみるのも良いでしょう。線路沿いを歩いて電車が通り過ぎるのを待ったり、近所のお宅の花壇を眺めたり。
目的地を決めない気ままな歩育は、イヤイヤ期の子どもに打ってつけ。毎日歩く道からも、木々の様子や日当たりの違いで四季の変化を感じられるでしょう。
おわりに
毎日、元気に歩く。一見すると何でもないようでいて、子どもの育ちを支える大切なことです。
とはいえ、小さい子どものお散歩に付き合うのは根気が必要ですよね。歩育がマンネリ化してしまったママパパは、出先での発見を日記にしたりお散歩マップを随時更新するのもおすすめですよ。歩数計測のアプリを使って歩数を記録するのも、達成感につながります。ぜひ親子で歩くことを楽しんでくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
監修/社団法人 日本ウオーキング協会「歩育のすすめ」・株式会社ムーンスター
「足育プロジェクト協会とは」・日本足育プロジェクト協会
「お子様の正しい足のサイズ知っていますか?」・子供靴専門店のゲンキキッズ
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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