少し前までは不審者というと「怪しい見た目」のみで判断することができていたように思えますが、最近では大人でも見分けがつかないほどさまざまなタイプの不審者がいます。また、ニコニコと近寄られては不審者と判断することも難しいのではないでしょうか。そこで今回は、不審者の見た目や特徴、声かけのパターン、誘われたときの対処法についてご紹介します。
不審者はどんな見た目?特徴は?
不審者の格好を想像すると、サングラスやマスク、黒いコートなどその場にそぐわない格好の人を想像しがちではないでしょうか?しかし、不審者本人も「自分が不審者だ」と思われないよう周囲に溶け込んでいることもあるのです。ここでは、不審者の見た目や特徴、不審者情報を知る方法についてご紹介します。
不審者は周囲に紛れるのが得意!
例えば、住宅街にスーツを着た見慣れない人物がうろうろとしていても、個人宅をターゲットに営業回りをするセールスマンとしか思いません。また、作業着を着た人が軽ワゴン車に乗って家の近辺に停まっていても、怪しいと感じることは少ないでしょう。顔が見られないよう変装する不審者もいますが、周囲と紛れるよう工夫している不審者もいるのです。
この人不審者かも!?見分けるポイント
よっぽどの不審行為がなければ警察へ通報することもできませんが、用心することならできます。例えば、住宅街にある公園のベンチに座り、長時間周りの様子をうかがっていたり、うろうろと留守の住宅の様子をうかがっていたりといった行動は少し怪しいですよね。また、顔を隠していたり目を合わさないようにしたりといった行動も不審な行為といるでしょう。
各自治体で不審者情報を発信している
こうした不審者の情報は、小学校では連絡網やおたより等でおしらせがくることもあります。また、子どもが未就学児である場合は各自治体の「不審者情報」のメール配信サービスを利用すると良いですね。自治体によって扱っている内容は違いますが、ほとんどの自治体では不審者や犯罪などの情報を発信しています。子どもを危険から回避するためにも、こうした情報サービスを利用しましょう。
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不審者が子どもを誘うときの声のかけ方
不審者が子どもに声をかけるときは、子どもが大好きなお菓子やおもちゃ、ゲームなど、その子どもが興味を示すもので誘います。しかし、最近ではその手口もさらに巧妙なものとなっているのです。ここでは、不審者が子どもを誘うときの声のかけ方についてまとめました。
かわいそうな人を演じて子どもに助けを求める
「○○に行きたいのだけど、どこにあるかわかる?一緒に車に乗って案内してくれる?」というような誘い方をして車に乗せようとすることがあります。また、車のシートの隙間や椅子の下にお金が挟まった、鍵を落としてしまったなどといって、大人の手では届かないからとそれらを取ってもらう口実で車に乗せようとすることも。さらに、体調が悪いからあそこの病院まで一緒に歩いて、あっちの方に落とし物をしたのだけど一緒に探して、などといってその場から車をとどめている方へ動かせて乗せることもあるのです。
親切そうな人を演じる・親しげに近寄る
一見、親切そうな人に対して「怪しい」とは思いませんよね。不審者はその発想を使い、「怪しい人が後ろから付いてきているよ。危険だから一緒に行こう」などといって”助けるフリ”をします。また、「もう暗くなる時間だから家まで送ってあげるよ」「落とし物があったけれど、これは君の?」などというように親しげに近寄ってくることもあるのです。
身内を装って緊急事態が発生したとうそをつく
不審者はパパやママの友人や親戚を装って近づくこともあります。そして、「君のお父さんがさっき事故にあった!病院に行くから車に乗って!」などといい、緊急事態とうそをつく悪質なケースがあるのです。また、公園等で遊んでいる際に「おうちに遊びに行ったら君の迎えを頼まれたよ」と、身内を装って安心させて誘い出すケースもあります。
有無をおい隙もなし!脅かして連れていく
上記の誘い方はあくまで”子どもの意思で”ついて来させるよう指示を出していますが、考える間も与えずに連れていくケースもあります。例えば「君が持っているおもちゃが当たってけがをしたから交番に行くぞ」「車に傷をつけただろう?親に連絡を入れるから家までついて来なさい」などというように、罪悪感と恐怖感を同時に与えて手を引っ張っていくこともあるのです。
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1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
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