子どもの心を育てよう。子育てコーチングの二つのポイント

子どもの心を育てる
企業の人材育成で広く取り入られてきた「コーチング」。部下が自分の力で問題解決や目標達成できるよう、上司が道筋を示してあげるコミュニケーション方法のことです。近年、教育現場では、自分の力で考え、答えを出せる子どもを育てることに重点が置かれていますが、子どもを育てるうえでも「コーチング」の手法は有効です。今回は「子育てコーチング」についてご紹介しましょう。

自主性と自尊心を育てる子育てコーチング

笑顔の子どもたち
ビジネスの世界では、上司が部下の成長を促す方法としてコーチングが用いられてきました。子育てにおいても、親がコーチングの技術を知っておくと、子どもが自分で考えて行動するためのサポートをすることができます。さらには、子どもの自尊心を育てることにもつながります。コーチングの目的と、子育てコーチングのメリットについて見てみましょう。

目標達成の道筋を示すことが目的

ある人が目標を達成するにはどうすればよいでしょうか。「毎日○○しなさい」と指示し、そのとおりに行動させれば、たしかに目標を達成することはできます。しかし、それは人の言うことを聞いただけで、その人自身が考えて行動した結果ではありません。コーチングは目標を達成するにはどうすればよいか、その人自身が考えて行動できるようにサポートするためのコミュニケーション方法です。ビジネスの世界で用いられてきた方法ですが、子ども自身が考えて行動できるようにサポートするという意味で、子育てにおいてもコーチングは有効です。

子育てコーチングで子どもの自尊心を育む

子育てコーチングの基本は、親子の間に上下関係をつくらず、子どもを一人の人間として対等に扱うことです。子どもに親の価値観や考えを一方的に押し付けるのではなく、子どもの考えを認めることで自主性を伸ばすことができます。また、「誰かから認められたい」という承認欲求を満たすことにもつながります。承認欲求が満たされていると自尊心や自己肯定感が高まります。自尊心や自己肯定感は、この先子どもが生きていくうえで困難なことがあったとき、乗り越えていく原動力になってくれる感情です。また、自分を肯定的に捉えることができる人は、他人を傷つけたりしないやさしい人であろうとします。

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子育てコーチングの二つのポイント

子どもの話を聞く
では、「子育てコーチング」の具体的なコミュニケーション方法について見ていきましょう。先に述べたように、子どもと対等に接することが子育てコーチングの基本です。親が子に指示し、命令するコミュニケーションに陥らないように注意しなければなりません。子どもが答えを出すのを待つことは、親にとっては忍耐のいるコミュニケーションです。

子どもの話をじっくり聞くことの大切さ

「傾聴」という言葉をご存じでしょうか。コーチングの技術のひとつで、相手が話したいことを共感しながら聞くことです。「そうだね」「わかるよ」と共感はしても、「それはダメだよ」「こっちのほうがいいよ」という判断は下しません。親は子どものことを理解することに務めましょう。また、何かをしながらついでに聞いたり、適当に聞き流したりするのではなく、きちんと子どもの顔を見て、相づちを打ってあげてください。子どもはきちんと話を伝えることができたことで満足するとともに、自分の気持ちを確認することにもつながります。

オープンクエスチョンで考える力を育む

問いかけの方法には「クローズドクエスチョン」と「オープンクエスチョン」の二つがあります。クローズドクエスチョンとは、「はい/いいえ」のような答えが限られている質問方法です。オープンクエスチョンは「どう思う?」「なぜそれをやりたいの?」のような自由に解答させる質問方法です。子どもの考える力を引き出すには、オープンクエスチョンが適しているといわれています。「オープンクエスチョン」を子どもに投げかけるとき、有効なのが「GROWモデル」という手法です。

  • G(Goal)…「あなたはそれについてどうしたいですか?」という目標の設定
  • R(Reality)…「そのために今、難しいと思っていることはありますか?」という現状把握
  • O(Options)…「どうすればうまくできると思いますか?」という方法の選択肢
  • W(Will)…「では、どのように進めていきますか?」という意志

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年齢は40代前半。家族構成は夫、娘(8歳)です。企業取材中心のお堅い記事ばかり書いていたライター歴19年の母です。子どもが生まれたのを機に、教育や家計などの記事も書くようになりました。資格保持は中学社会1種・高校地理歴史1種教員免許です。子育てポリシーは「子どもは親が知らない未来を生きる」

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