少子化といわれるこの時代、子どもが3人以上いるご家庭は「子沢山」といわれます。しかし厚生労働省の調査によると、理想の子どもの数は以下のように。
1位 2人(49.9%)
2位 3人(38.5%)
なんと1/3以上の方が子どもを3人欲しいと思っているようです。今回、3人育児はどんな事が大変で、どんなときに「よかった~!」と感じるのか考えてみました。
子ども3人の育児で大変な事
子どもが何人だろうと子育ては大変な事が多いですが、3人の育児では具体的にどんな事が大変と感じるのか、いくつかみていきましょう。
教育費が3倍!
小学校・中学校は公立、幼稚園・大学は私立に通った場合、学習費等の総額が子ども一人につき約1100万円かかるといわれています。子どもが3人いる場合、単純に考えて教育費だけで約3300万円かかる事になります。これは高額ですよね。子ども自身が大学に通って勉強したい!と希望した場合、それをかなえてあげられる財力が必要になります。
お出掛けが大変
子どもが3人いると、お出掛けやその準備が大変です。子どもがまだ小さければおむつやそれぞれの着替え、水分補給やおやつなど、たくさんの荷物が必要になります。さらに出先でベビーカーを押す場合、ママの空いている手は片方だけ。歩いている子どもの一人はママと手をつなげず、ベビーカーにつかまる形になります。
お出掛けも移動も一苦労です。
学校行事の参加
子どもが3人いると入学式、卒業式、運動会や発表会といった大きな行事がブッキングしてしまう事があります。子ども心としては、ママやパパに自分の頑張りをみていてもらいたい事でしょう。ママやパパは手分けして行事に参加すると思いますが、子どもは少し寂しい気持ちになるかもしれません。
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3人子どもがいてよかった事
子育ては大変でも子どもたちに癒やされる事、幸せをもらう事はたくさんあります。子どもが3人いてよかった!と思う事はなんでしょう。
家の中がにぎやかで幸せ
核家族が多いこの時代に子どもが3人いる事で、家の中は絶えずにぎやかな声に包まれています。仕事で疲れて帰ってきたお父さんも子どもたちの元気な声を聞けば元気をもらえて、仕事の疲れも吹っ飛んでしまうかも。子どもの笑顔はパワーの源、お父さんはまた明日「頑張ろう」と思えます。
3人いれば一つの社会
子どもが3人いればいろいろな意見が飛び出します。その中で自分の意見を我慢したり譲り合ったり時には主張したりして、その様子はまるで小さな社会。3人のうち2人がけんかしても、残りの一人は案外冷静に見ています。そんな家庭の中で協調性や社会性を学ぶ事ができるのではないでしょうか。
上の子が育児に協力してくれる
3人目ともなると、ママやパパも育児に余裕が生まれます。さらに上の子2人も成長して、赤ちゃんのお世話に協力してくれるようになるでしょう。また家事に子育てに忙しいママに協力して、子どもたちは自分の事は自分でやる習慣もつきやすくなります。
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