日本より断然いい?!子育てしやすい台湾
日本では公共交通機関で妊婦さんに席を譲る・譲らない、ベビーカーをたたむ・たたまないなどの問題がネット上でもよく議論されています。台湾は妊婦さん・子ども・お年寄りにはとにかく優しく、席を譲ったり、困っているようなら手助けしてあげたりするのが当たり前という雰囲気です。
イクメンも多い!男性も家事・育児に積極的
台湾では、妊婦健診にも毎回奥さんに付き添って来ている夫婦も多く、待合室の男性比率は意外と高いです。子どもが生まれてからも、世話は妻に任せきりということはあまりなく、育児にも積極的です。これは、もちろん仕事にもよるのですが、残業も日本ほど多くなく、日本のように仕事後に上司や同僚と飲みに行ったりすることがあまりないので、時間的な余裕も多少関係しているかもしれません。
また、台湾は外食文化が定着しており、外で食べる方が家で食べるより安く済むともいわれるほどです。(年々物価が上がってきているので本当かどうかわかりませんが)料理が不得意な台湾人女性も多いようですし、“妻が一日三食ちゃんと作って食べさせる”ということは、日本ほど求められていないように思います。
子ども・子連れにとにかく優しい台湾!
台湾で子育てをする日本人ママたちが口をそろえていうのが、「台湾は子育てがしやすい」ということ。先ほど少し触れたように、台湾は全体的に子連れに優しく、みんな寛容だからです。赤ちゃんが泣き出したらみんなであやしてあげるくらいの雰囲気なので、ママたちも比較的のびのび子育てをできるのが台湾子育てのメリットといえるのではないでしょうか。
その反面、ちょっと面倒なことも。それは何かというと、特に子ども好きな中高年の台湾人が、何かと子どもの様子・子育てに口を出してくることです。日本にもそういう中高年の方はいるとは思いますが、よくいえば世話好き、悪くいえばおせっかいな台湾人は少なくありません。義両親や親戚ならともかく、通りすがりの人まであれこれいってきて疲れた、ということもあります。
おわりに
気候だけでなく、人もとても温かい台湾。公共交通機関で子どもやお年寄り、妊婦さんにサッと席を譲ったり、子どもが泣いてしまったときに一緒にあやしたりする台湾人の姿を見ると、日本人も見習うべきところがあるなと感じます。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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