上の子と接するポイント
【上の子かわいくない症候群】と言いますが、下の子が成長して数年たてばきっと気にならなくなるものです。子ども2人の育児を両立するためには、上の子に期待しすぎずできるだけ日ごろから気にかけておくことが大切です。
少しだけ上の子のための時間を作る
上の子は下の子をかわいいと思っていても、がまんすることが増えて戸惑い寂しく感じています。下の子の授乳中で手が放せなくても、上の子の目を見て話をすることならできるなどできるだけ上の子が何をしているのか気にかけてあげることが大切です。また、下の子が寝たタイミングなど、1日のなかで上の子だけと接する時間を作りましょう。ママが独占できると上の子も自分が嫌われているわけではないと安心できます。また、ママ自身も大人と同じように扱っていないか振り返るよいきっかけになります。
上の子が小さかった頃を思い出す
上の子に対して「また〇〇ができない」と思っているとどんどんイライラがつのります。そこでおさがりの服を出すタイミングなど、ちょっとしたことをきっかけに「上の子はこんなに成長してくれた」と思い出すようにしてみましょう。上の子が小さかった頃の写真を飾っておいてもよいですし、携帯電話や会員制交流サイト(SNS)で過去の写真を見返すだけでも構いません。
産後は無理をしない
ママの息抜きも非常に大切です。ママは家事に加え2人の育児と仕事が増えて無理をしがちです。パパや家族に手伝ってもらうなど、一人で全てをやりきらないようにする工夫しましょう。また、上の子と協力して下の子の育児をするのもおすすめです。上手にお願いできれば上の子を巻きこんで家事や育児ができます。
例えば下の子のオムツを替える際は、上の子におしりふきを持ってきてもらうなどです。自分が楽なだけでなく、上の子に感謝してお礼を言うきっかけが作れるため上の子の満足感も高まります。
おわりに
【上の子かわいくない症候群】は誰でも起こる可能性があります。自分に余裕がなかったり上の子に対する期待が高まりすぎていたりすることが原因にあげられます。自分の体調をいたわって疲れたなと思ったら他人の力を借りながら楽しく育児をしていきましょう。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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