ワンオペ育児のつらさを軽減する対処法
ワンオペ育児がつらいとすら言えない状況に、専業主婦の心はどんどん疲弊していき、心が病んでしまうケースは珍しくないとお話ししました。そうなる前に、つらさを発散してほしいと思います。専業主婦だからといって、手を抜いてはいけない、なんてことはありません。
完璧にこなそうとせず手を抜こう
自分を追い込んでしまう人の中には、完璧を求めて手を抜けない人がいます。専業主婦は、家事と育児を完璧にしなければならないと思ってしまいがちです。がんばろうと思うのはとてもすごいことですが、知らず知らずのうちに追い込まれ、完璧でないことにストレスを感じてしまいます。
完璧を求め出したらゴールはなく、育児には正解がないので終わりもありません。手を抜くことは、自分の体と心を休めるためにとても大切なことです。
他のママと比べない
家事も育児も、さらに仕事までこなし、いつもキレイなママはいます。しかし、そんな「完璧ママ」にみんながなれるわけではありません。人によってできるキャパシティーは違ってきます。自分と他人のキャパの違いを認識して受け入れましょう。キャパが狭いからといってダメなわけではないんです。環境や置かれている状況、体調によっても違いが出ます。完璧ママと比べて無理をすることはありませんよ。
つらい気持ちを吐き出そう
専業主婦のワンオペ育児、つらいと言うのは甘えと言われたら落ち込んでしまいますよね。しかし、つらい気持ちを吐き出せず押し込むと、つらさは増していきます。ぜひ「ワンオペ育児がつらい」と言う気持ちを吐き出せる場所を作りましょう。夫、実家、友人、ママ友、どこでも大丈夫、吐き出す場所はとても重要です。
おわりに
専業主婦がワンオペ育児をすることは、世間的に当然と思われ、当事者であるママも受け入れています。ワンオペ育児をつらいと思うことを甘えと言われ、体力的にも精神的にも追い詰められているのが現状です。
育児は大変で、ワンオペは想像を超えるつらさがあります。つらいと思う気持ちにフタをする必要はありません、つらいときはつらいと言っていいんです。つらさをため込まず、余裕を持って育児ができる環境を作ってください。
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30代前半:パートもしている兼業ママライター「いちの」です。夫・小2長男・年長次男・年少三男の5人家族。前職は医療事務で、第一子妊娠を期に退職。現在は、子育て・収納・金融系の記事をメインにライターのお仕事をさせていただいています。読む人に寄り添ったわかりやすい文章が得意です。家族との時間・子どもとの時間・自分の時間、すべてを大切に、気持ちに余裕を持って暮らすことをモットーにしています。
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