子どもを虐待してしまう親が秘めている特徴三つ

子どもを虐待する親にならないポイント

子どもと成長する
子どもを虐待していなくても、子どもを強くしかったあとは悲しい気持ちになりますね。虐待は、子どもだけでなく親自身にも深い傷を残すことかもしれません。最後に、子どもを虐待する親にならないためにできることをお話ししましょう。気持ちの持ち方や日常をちょっと変えるだけでできることを紹介します。

子どもと一緒に自分も成長する気持ちになる

子どもを虐待してしまう親は「親は子どもよりも立場が上」と思っているのかもしれません。しかし、親は子どもが生まれた瞬間から「できた人間」になるわけではないのです。子どもが生まれたら、自分も「親として生まれたばかり」と思って、一緒に成長する気持ちになるといいのではないでしょうか。そうすれば「子どもを管理する」という気持ちも沸いてこないでしょう。

1日1回は家の外に出て話す努力をする

子どもが小さいうちは会話ができません。子どもと二人きりでいれば、1日中会話のキャッチボールがないかもしれないのです。たわいもないおしゃべりでも、ストレス発散になることがあります。子育て中は、予定をたてて出掛けることは難しいですが、1日1回は外に出て、誰かと話す努力をしてみましょう。ママ友がいなくても、マンションの管理人に「今日は暖かいですね」と言うだけでも気分転換になります。

子育てを機に自分の虐待体験を乗り越える

虐待は「しかる」と「おこる」の区別ができないことから始まることもあるのではないでしょうか。虐待されて育った親は「おこられる」ことが多かったのかもしれません。「しかる」は、子どもが悪いことや危ないことをしたときに注意することです。一方「おこる」は、親が感情的になって、いかりを子どもにぶつけているだけになります。虐待されて育った親はおこられた経験が多いため「おこる」ことが子どもとの接し方の中心になっているのかもしれません。たくさんの子育ての先輩やママ友と出会い、新しい子どもとの接し方を知ることが大切なのではないでしょうか。
虐待されて育った親は、自分の中に大きな傷を持っています。自分の子どもに同じことをしてしまっては、その傷はもっと大きくなるでしょう。しかし、自分の子どもとしっかり向き合い育てることができたときには、傷を小さくすることもできるのではないでしょうか。

おわりに

誰もが、自分は子どもを虐待してしまう親にはなりたくないと思います。しかし、ちょっとしたことがきっかけになって、虐待は始まってしまうのかもしれません。虐待は、早く見つけて早く対処することで、子どもも親も救えるのではないでしょうか。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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