育児・子育てに関しては専門書やフォーラムなど多くのところで語られています。でも、実際のところお子さんを育てるのはとても難しいことです。今回は、自分である程度行動するようになってきた小学生の門限やお小遣いなどの家庭内ルールについての疑問にお答えします。最低限のルールを守れるようなお子さんになってほしいですよね。ぜひ参考にしてください。
年齢とともに変わってくる子育てポイント
小学生のお子さんは、一人で考えて行動できることが多くなってきます。お友達の数も増え社会生活も活発になってくる年頃ですね。なにもかもダメというのはよくありません。なぜダメなのかという理由を説明し、理解させる話し合いをすることが大切です。
低学年のお子さんの子育てポイント
低学年では、小学校生活の第一歩としてあいさつや先生・友人との人間関係など基本的な生活習慣を身につけることが重要なポイントになります。いろいろなことが一人でできるようになってきますが、なかなかうまくいかないこともあります。そんなときは、親御さんが優しく教えてあげながら軌道修正してあげることがよいでしょう。
中学年の子育てのポイント
中学年になると、自我がしっかり芽生えてきます。勉強面では学習内容が少しずつ難しくなってくるので、集中して学習する習慣をつけることが有効です。また、友人関係ではトラブルを抱えることがあるかもしれません。お子さんの話に耳を傾け、人の気持ちを考えたり、自分の感情をコントロールしたりすることを教えましょう。
高学年のお子さんの子育てポイント
学校ではお兄さん・お姉さん的存在となり、大人への一歩を踏み出す年頃です。約束を守るなど、忘れ物をしないなど、自己管理能力を高める年齢でもあります。苦手なものがあっても、失敗を恐れずに最後まで一生懸命取り組む姿勢もとても大切です。お子さんの自尊心を尊重しながら、目標達成に向けて応援してあげましょう。
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小学生のお子さんにあげるお小遣いの決め方
お子さんのお小遣いに関しては、いつから、いくらぐらいの額をどのようなタイミングであげるのか悩みの種ですよね。現代では小学生の約8割がお小遣いをもらっているという報告もあります。お子さんがお小遣いをもらったときには、何に使うのかその目的も大切です。お小遣いをもらって、自己管理することは将来の金銭管理の習慣を身につける大切な教育になるでしょう。
低学年のお子さんにお小遣いをあげる場合のポイント
低学年のお子さんは、まだ一人でお遣いをしたことのない場合もあるでしょう。そんな小さなお子さんにはひと月500円程度のお小遣いから始めてみてはいかがでしょうか。まだ管理能力が低いので、1週間ごとに分けてあげるという方法もあります。使い道としては、お菓子やおもちゃを自分で選んで買ったりするのがおすすめです。お子さんとはお小遣いで何を買うのかをしっかり話し合うことが大切です。
中学年のお子さんにお小遣いをあげる場合ポイント
中学年になってくると、家計に負担のかからない範囲でもう少し上げる金額を増やしてもいいでしょう。金額の目安としては、800円くらいでしょうか。お小遣いの使い道としては、お菓子、ゲーム、おもちゃ、マンガなどがあげられます。あげるタイミングも1週間に一度や1カ月に一度など、お子さんの個性に合わせて決めるとよいのではないでしょうか。
高学年のお子さんにお小遣いをあげるポイント
高学年になってくると、少し値段が張るものも欲しくなってくる年頃でしょう。いずれにしても、お菓子やゲーム、マンガに使うことが多いようです。金額的には必要ならば、1,000円くらいあげてもよいでしょう。さらに、このくらいの年齢になってくると、家のお手伝いもしっかりできるようになってきます。その報酬として、お小遣いを渡すというのもよい方法です。
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ケーキづくりと旅行が大好きな母です。本業と執筆活動頑張っています!
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