国内教育移住先としておすすめの学校とは?
最後に、国内教育移住先としておすすめの学校を、教育方針ごとに分けてご紹介します。国内教育移住は現在広まりつつあるものですので、各校の教育方針によって、人気の度合いが違うようです。
国際教育に特化した教育方針の学校
まず1つ目は、国際教育に特化した教育方針の学校です。国際教育に特化した教育方針の学校としては、神奈川県にある国際幼稚園「KINCARN(キンカーン)」や東京都にある「昇華学園小学校」「関西国際学園」です。国際幼稚園「KINCARN(キンカーン)」は、9か国の先生によってグローバルな教育を受けることが出来ます。また、「昇華学園小学校」はカトリック精神に基づく教育を行っており、変化に適応出来る教育を掲げています。「関西国際学園」は、国際社会に貢献できるリーダーを育成する事を教育方針として掲げており、グローバルな視野を養う事が可能です。
伝統教育を中心とした教育方針の学校
2つ目は、伝統教育を中心とした教育方針の学校です。伝統教育を中心とした教育方針の学校としては、「乳山幼稚園」「名進研小学校」です。「乳山幼稚園」は主体性を尊重した教育方針で、卒園するまでの2年間で健康な体と心、礼儀作法を学ぶ事が出来ます。「名進研小学校」は、特徴的な取り組みとして「茶道」「華道」「礼法」「着付け」など伝統文化を6年間にわたって学び、日本人として必須である教養を身につける事が出来ますよ。
ICT教育を中心とした教育方針の学校
3つ目は、ICT教育を中心とした教育方針の学校です。ICT教育を中心とした教育方針の学校としては、「きたかしわ幼稚園」「立命館小学校」です。「きたかしわ幼稚園」は、園児1人1人にタブレットを持たせ、デジタル機器に慣れ親しむことで、デジタルネイティブ特有の授業を展開しています。「立命館小学校」は、国際性・人間性・創造性を軸とした教育方針で、人格形成教育に力を入れています。CT活用による先進的な取り組みとして、「Microsoft showcase School」の認定校、文部科学省のプログラミング教育実証校としても評価されています。
おわりに
今までの教育方針とは異なり、これからの時代に合わせた人材を幼い頃から育成しようという取り組みが感じられる各学校。親は、子どもたちの個性を伸ばしていけるような教育環境にターゲットを当て、特徴のある教育現場を選んでいくと良いでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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