国内でも親子留学ができる場合もある
親子留学したいけれど、子どもを連れて海外に行くのは不安、予算が合わない、親の仕事の都合が合わないなどという問題を抱えている方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、国内でも体験できる親子留学です。どんな形態なのでしょうか。
国内の外国人宅にホームスティしよう
国内での親子留学として注目されているものに、国内に住んでいる外国人宅にホームスティをするという選択肢があります。例えば、東京都にある米国人専用住宅エリアや地方の外国人宅、リゾート気分も味わえる沖縄へホームスティなどのプランがそろっています。エージェントは希望に添って留学先を選んでくれるので、海外に留学した時と同様な雰囲気を味わえるでしょう。特に、米国人専用住宅の周りは、リトルアメリカと呼ばれるコミュニティーになっており、日本国内であることを忘れさせてくれるほど本格的です。
国内なので、治安や費用面でも安心
海外に親子留学したいけれど、国外に出るのは心配だし、それだけ費用もかけられないという方もいることでしょう。親子留学を長年計画してきた場合は良いですが、「思い立ったらすぐ」というわけにはなかなか行かないのが現状です。その点、国内なら治安を心配することもないですし、留学費用が1万5,000円程度からのプランもあります。週末を使って留学もできるので、子どもの学校や親の仕事にも支障が出なくて住むことでしょう。
本格的に親子留学に行く時への準備にもなる
国内の親子留学は、将来行くかもしれない海外留学の雰囲気をつかんだり、心の準備をさせてくれたりするということでも有効だといます。最初から海外への親子留学を選ぶよりも、それと似た体験を味わうことで安心感や自信につながることもあるでしょう。そうすることで、親子留学について再検討する時間を持つことも大切です。
おわりに
いかがでしたか?親子留学というと、現実味がない話だと思っていた方もいるかもしれません。しかし、現在ではさまざまなプランが用意され、ずいぶんと敷居が低くなっています。ぜひ、自分たちに合った親子留学を楽しんでくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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