七五三や誕生日パーティー、ひなまつりなど子どもが主役になるイベントの際には、わが子にメークをし、かわいくさせたいですよね。また、ちょっとしたお出掛けのときにも、子どもにメークをしてキレイにさせたいと思っている親御さんも多いことでしょう。しかし、大人用のメーク用品は、子どもには刺激が強すぎることがあります。そのため、子どもには子どもに適したキッズコスメを試してみましょう。子どもへのメークのやり方についてお教えします。
子どもにはキッズコスメがおすすめ
親がメークをしているのを見ていると、子どももメークをしてみたいなと感じるときがあるでしょうし、親も子どもにメークをさせたいなと思う瞬間もあることでしょう。子どもにメークをしたいときには、子ども用のキッズコスメが発売されているので、それですてきにメークをすることが可能になります。
キッズコスメとはどういうもの?
キッズコスメとは、主に玩具会社が製造し、ルージュやチーク、マニュキュアなどのコスメを子ども用にアレンジしたものです。子どもは大人に比べて、肌のバリアー機能が弱く、保湿作用が十分ではないため、大人用のコスメを使うと、かゆみやかぶれ、発疹などの肌のトラブルが生じることもあります。キッズコスメは、子どもの肌に合わせた優しい成分を取り入れています。今まで子どもに親のコスメを使ってメークをしていた方もいるかもしれませんが、親も子どもも安心してメークを楽しむためにはキッズコスメを利用しましょう。
キッズコスメの選び方と値段の平均
キッズコスメは、今や3歳から9歳の子どもの約60%が所持しているといわれています。このデータは某化粧品会社が取ったデータですが、ずいぶんとキッズコスメ自体が認知度を上げているということがうかがえますね。この年代でこの数字ですので、12歳までを含めると、もっと割合が高くなるでしょう。また、キッズコスメに対する母親の意識も、約60%が肯定的なもので、子どもへのメークに抵抗感が少ないことを現しています。また、キッズコスメにはさまざまな種類がありますが、最初はルージュやチークなどが一式そろったキッズコスメセットを選び、いろいろと試してみることがおすすめです。セットの値段は、平均で2000円から3000円なので、おのおののアイテムを少しずつそろえて行くより、割安で購入できそうです。
化粧品会社が作るキッズコスメも選択肢に
キッズコスメは、玩具会社が販売元になっている場合が多いですが、化粧品会社もキッズコスメを発売しています。玩具会社からのキッズコスメも安全性には気を配っていますが、「メークをして遊ぶ」という傾向がやや強い特徴にあります。一方、化粧品会社からのキッズコスメは、肌のメカニズムを知り尽くしているという点から、高い安全性を備えており、大人も子どもも使用できるコスメも販売しています。安全性という観点だけで考えれば、化粧品会社が発売しているキッズコスメも購入の際の選択肢に入れると良いでしょキッズコスメは、玩具屋やキッズコスメ専門店、通販などで手に入りますよ。
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子どもへのメークのやり方を知りたい
ルージュやアイシャドウの基本的な使い方は分かるし、自分へのメークだったら慣れているけれど・・・子どもへのメークはどうやったらよいかわからない方もいるでしょう。メークをしても子どもは子どもなので、安全なやり方を心得たいものですよね。
まずは、ポイントメークから始めてみる
キッズコスメを手に入れたからといって、最初から本格的にファンデーションを塗り、チークやルージュも使ってしっかりとメークをするのは、不安だという親御さんもいるかと思います。そういう場合は、顔全体ではなく、口だけや爪だけなどのポイントメークから挑戦してみましょう。いきなり、顔全体へのメークをすると子どもも違和感を覚え、楽しさを感じることができない場合もあります。しかし、ポイントメークならそのような心配も減り、少しずつメークに慣れて行くことができるでしょう。
キッズコスメのみを扱う専門店に出掛けてみる
住んでいる地域によっては、キッズコスメ専門店がない場合もありますが、通える範囲内にあるときは、専門店に足を運んでみるのもおすすめです。数は少ないですが、大人の化粧品の専門店があるように、キッズコスメのみを扱う専門店が関東圏を中心に存在します。そこでは、販売されている商品を実際に試してみることができ、メークのやり方が分からないときはメークスタッフが常駐しているため、さまざまなアドバイスを受けることが可能となります。また、専門店で扱っているコスメは、今まで肌荒れなどのトラブルが少なかったものをそろえていることが多く、安心感が高くなります。
メークはイベント時の楽しみにさせる
子どもにメークをさせたいけれど、たびたびさせるのは不安が残るという親御さんは、子どもの誕生日や七五三、クリスマスなどのイベント時などの決まった時期にしてみましょう。これなら、1年に数回のことですし、肌への負担も減ります。このように、特別な日に見合ったメークをすることで、子どもたちの日々のスパイスにもつながります。キッズコスメのなかには、メーク用品の他にリボンやドレス、バッグなどもセットになっているものもありますので、トータルでのコーディネートも可能になりますよ。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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