トイトレ中のトラブルへの対処法
なかなか進まないトイトレにイライラしてしまうこともありますよね。「以前はできていたのに、急にできなくなった」「おしっこはおまるでできるのに、ウンチは無理」などなど。子どもによって進み具合はさまざまです。トイトレは根気よく取り組むことが大切です。
トイトレ挫折!?中断しても大丈夫!
トイトレに関するお悩みは後を絶ちません。よくあるトラブルをご紹介します。
できていたことができなくなった
「先週まで、おまるやトイレでおしっこができていたのに、急におもらしを連発するようになった」あるいは「突然おまるを嫌がるようになった」など。こんなときは、無理せず、一つ前のステップに戻りましょう。
あるステップで止まってしまった
「おまるには座ってくれるけど、まだ1回もおしっこやウンチができない」といったお悩みも。ママにとって負担でなければ、おまるに座らせる動作だけでも、続けていきましょう。しかし、あまりに進展がなく、負担に感じる場合は中断しても。また余裕のある時期に再スタートしましょう。
5歳ころまでには昼間のおしっこができるようになる
子どもによって個人は差ありますが、3歳~5歳ころには自分でおしっこの感覚を意識でき、トイレに行くまでおしっこを我慢するという行動がとれるようになります。約93%の幼児は4~5歳で昼間のおしっこを自分でできるようになるといわれています。なかなかトイレトレが進まなくても、焦らず、叱らず、進めていきましょう。
お医者さんに相談するタイミング
あまりにトイトレの進みが遅いと、発達や発育に問題があるのか心配になってしまうかもしれません。確かに、おねしょが治らない「夜尿症」や日中のおもらしを引き起こす「過活動ぼうこう」など、専門医によるサポートが必要な場合もあります。
しかし、これも年齢にすると5歳以降。日本泌尿器科学会によると、7歳でおねしょが治らない子どもが全体の10%程度いる、とされています。つまり、3歳前後の「トイトレ挫折」はあまり心配しなくて大丈夫です。もし子どもの発達・発育に関して他にも気になる点がある場合は、かかりつけの小児科や集団検診などで相談してみましょう。
おわりに
おまるの練習をスタートする時期は2歳前後で、子どもの発達を見ながら決めましょう。子どものトイレ事情は、つい周りと比較して焦ってしまいがちです。進みがゆっくりであっても、その子の個性だと考えて、長い目で見守ってくださいね。
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