一瞬のスキに！幼児のベランダ転落事故を防止するには

転落事故を防ぐための対策とは？

転落事故を防ぐには、ずっと誰かが子どもをみていることが一番ですが、どうしても目を離さなければいけない時もでてきます。できる対策はすべてやっておいた方がいいでしょう。子どもを守るために何ができるのかいくつか紹介していきます。

引っ越す前に！建物自体を考える

もし、これから引っ越しを考えているならマンションならベランダ、一軒家でも2階以上のベランダの手すり等はどうなっているのかをしっかり調べましょう。法律上、高さは110cm以上はあるはずですが、それでは不十分かもしれませんね。また、格子になっているならどのような形状なのか、子どもに危険はないかなどを確認して、改善できるものは入居の前に対策を採っておきましょう。

絶対に乗り越える助けとなるものは置かない

ベランダには、部屋の中には邪魔になる三輪車や、プランターなどをつい置きたくなってしまいますが、ものは置かないようにしましょう。室外機も手すりから離して設置し、ベランダが狭い場合などは室外機に登れないように設置するなど工夫が必要です。また、鍵を自分で開けてベランダに出てしまうことも予想されますので追加の鍵を上の方につけることも予防となります。

高いところは危険だと理解してもらう

ベランダの手すりなどで遊んでしまって事故に遭うことも多いのですが、高いところが危険だと認識できるとむちゃな行動をしなくなるでしょう。これは小さい頃からの経験で防ぐことができます。ブランコや滑り台などで活発に遊んで、けがをしたり、怖い思いをしたりして、高いところは危険なのだと学べるのです。小さい内からなるべく一緒に外に遊びに行って経験を積ませてあげてくださいね。