赤ちゃんをお葬式に連れていく際のマナー
赤ちゃんをお葬式に連れていき、ともに参列する際に覚えておきたいマナーをご紹介します。葬儀関係者にも配慮しておくことで、その後の関係性にひびが入ることもないでしょう。
喪主・参列者などに挨拶をしておく
葬儀の式場に着いたら、まずは喪主に挨拶をしておきましょう。その際には「赤ちゃんがいるのでご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。」と一言伝えておくと好印象です。
また、参列者などにも早めに挨拶を済ませておきましょう。長々と挨拶していると、赤ちゃんにばかり注目が集まってしまいます。葬儀とは、故人をしのぶ場所であることを肝に銘じ、赤ちゃんがぐずればすぐに場を離れるなど、配慮が必要です。
途中で退席できるよう席は端にしてもらう
葬儀の最中では、赤ちゃんが突然ぐずりだす可能性も少なくありません。その場合に備え、座る場所はできるだけすぐに退出できる端にしておいてもらうと安心です。退出することはダメではないので、万一の際にはスッと退出できるようにしておきましょう。
また、退出した場合でも焼香は行うようにします。焼香の際に読んでもらうためにも、退出の可能性があることなどを式場関係者に伝えておくことがおすすめです。
授乳などで使える控室があるか確認を
葬儀の際には、親族関係の控室が用意されています。授乳や赤ちゃんのぐずりなどで退出した際、控室を使っていいかどうか、事前に確認しておくといいでしょう。
というのも、葬儀の最中に赤ちゃんがぐずりだした場合、部屋から出ても声が響くばかりで余計に目立ってしまう可能性があります。できるだけ静かな状況で葬儀が執り行われるよう、控室があれば利用させてもらう方が無難です。
おむつ替え・昼寝など、タイミングをみて済ませておく
葬儀の時間はおおむね1時間前後の場合が多いです。その際にできるだけ赤ちゃんが泣いたりぐずったりしないよう、タイミングをみておむつ替えや昼寝をさせておくといいでしょう。授乳についても、できるだけ葬儀時間におなかがすかないよう、授乳の時間を逆算して済ませておくと無難です。
おわりに
葬儀は急に起こる場合も多く、その際には戸惑うことも多いでしょう。まずはママ・パパの両親にも相談し、参列するのであれば必要な準備をすることです。もしも参列しない方がいいのであれば、当日赤ちゃんをみてもらえる人を探すなど別の対処方法を考えることが大切です。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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