やってしまった落書きには消す方法を試してみよう
大人がどんなに一生懸命に落書きをさせないような対策をしても、そこをくぐりぬけていろいろなところに落書きをしてしまうのが子どもです。こちらでは、落書きを消す代表例をいくつか紹介します。思わぬ事態に慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて対処していきましょう。
クレヨンの落書きを落とす方法
子どもが使う、代表的なお絵描きの道具といえばクレヨンです。壁にクレヨンで描いてしまった落書きを消すには、まず使い古した歯ブラシを用意します。壁のでこぼこの部分に入り込んでしまっているクレヨンをかき出すために、歯ブラシに歯磨き粉を付けて軽くこすり、固く絞った雑巾でふき取ってみてください。歯磨き粉に含まれる研磨剤の効果で、クレヨンの落書きをきれいに落とすことができます。
衣類に描いてしまった落書きを消すためには、まずお湯(40~50度)に洗剤を溶かしてつけ置きをします。そして、落書き部分をよくもむようにしてあらい、今度は漂白剤を溶かしたぬるま湯につけ置きし、最後に水ですすぎます。しかし、衣類へのクレヨンの落書きは少し色が残ってしまう場合があります。
ガラスやプラスチックへの落書きの場合は、化粧落としを染み込ませた布で落書きの部分を拭いてください。次に、布に洗剤をつけて拭きます。最後にぬれ雑巾、かわいた布の順番で拭き取りをすると、落書きをほぼ落とすことができます。
油性ペンの落書きを落とす方法
落とすのが非常に難しそうなのが、壁の油性ペンの落書きですよね。まず、激落ちくんのようなメラミンスポンジを用意してください。描いてすぐでしたら、メラミンスポンジでこするだけでわりと簡単に落とすことができ、薬品を使わないので小さい子どもがいても安心です。メラミンスポンジを使っても落書きを落とせなければ洗剤を使ってみましょう。
ビニールクロスの場合は弱アルカリ洗剤とクリームクレンザーをよく混ぜたもので拭き取ります。除光液を使う方法も広く知られていますが、ビニールクロスそのものを溶かしてしまう場合があるので避けましょう。壁クロスの場合は、古い歯ブラシに洗剤を付けて軽くこすってください。
ボールペンの落書きを落とす方法
油性ボールペンでの落書き落としに効果てきめんなのが「ガンジーインキ消【ボールペン用】」です。棒状の白い「1液」の後、ハケ状の青い「2液」を塗り、余分な液を吸い取り紙で吸い取ります。何をしても落ちなかった落書きも簡単に消してくれるので、元通りの白い壁がよみがえりますよ。ぜひ試してみてください。
おわりに
子どものかわいらしい落書きはずっと残しておいてあげたい気持ちもあるのですが、落書きをしてしまった場所によってはそうはいっていられないこともありますよね。しかし、落書きには脳を活性化させる効果もあります。むやみにやめさせるのではなく、描いてほしくないところには描かせない工夫をして、描いてしまった落書きは消す方が子どもの成長にとってプラスになります。落書きで育まれる子どもの感性を大事にしてあげたいものですね。
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二人の男の子の母です。もともと野球ファンでしたが、今は息子の影響ですっかりサッカー狂になりました。
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