東京ミッドタウン八重洲内城東小学校の魅力
現在、多くの家庭が城東小学校に通うことを希望していると言われています。東京ミッドタウン八重洲内に入るからかと思いきや、以前から倍率13.7倍という圧倒的な人気を誇っていました。
オフィス街に位置する学校は子どもが少なく人気もないというイメージがある中で、なぜ城東小学校が人気なのでしょうか?
特徴的な教育内容が人気の大きな理由
城東小学校は、非常に特色のある教育内容を掲げています。
2014年から「理数教育パイロット校」として認定され、年間35時間のサイエンスタイムを設置。その際、早稲田大学理工系学部の実験教室やキャンパスツアーを行い、6年生になった時には課題研究までします。
ここまでの経験は、なかなか小学校ではできないものなので、多くの親が「ここに通わせたい」「広い視野で勉強してほしい」と思う理由だといえるでしょう。
4割が中学受験をする区内であることも要因
家庭の教育方針や意識・関心の高さというのは、住んでいる地域によってもまちまちです。もちろん、どこに住んでいようと親と子どもの気持ち1つで中学受験をするしないは決められますが、城東小学校がある中央区は非常に中学受験をする子どもたちの確率が高く、教育熱心な家庭が多いことが特徴的です。
そのため、特色のある教育を行ってくれる城東小学校を選択し、入学を申し込みたいと思う傾向があります。
5つある特認校の中でも、城東小学校は群を抜いて申込者が多いのです。
学力向上プランを打ち出している
城東小学校では毎年しっかりと学力向上プランを打ち出していることも人気の秘密です。単純に「みんな仲良く、健康で」というものではなく、学力サポートテストや前年のプランの検証結果を分析するなど、具体的に公表しています。
心の問題はもとより、学力の課題についても大きく取り上げており、保護者としては「教育熱心な城東小学校に通わせたい」と魅力的に思えるのでしょう。
おわりに
城東小学校は多くの人が入学を希望する学校です。校舎が広くなることによって受け入れ児童が増加するので、今後も人気が出ることが予想されます。
もともと人気がある教育内容の他にも、親が迎えに行きやすい立地状況になったことで、より魅力的になったと言えるでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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