小学生への読み聞かせおすすめジャンル
家庭では小学生への読み聞かせの機会が少なくなっているかもしれませんが、図書館や児童館では「おはなし会」などの名称で開催されていることがあります。どのような本を選んでいるのか、参加して体験してみるのもよいでしょう。
【低学年向け】自分で読める絵本や実用的な本も
低学年向けには、文章量の少ない絵本をまずおすすめします。自分で読める絵本だと、読み聞かせで気に入った絵本を何度も自分で読み返して楽しむことができるでしょう。10歳ごろまでは、頭の中で一度にふたつのことを処理するのが難しいといわれています。大人が絵本を読んであげることで、内容理解に集中することができるでしょう。お料理を題材にした子ども向けの童話や、科学のおはなし集のような実用的な本なら、本で得た知識を実体験することもできて楽しいでしょう。
【高学年向け】落語や長編シリーズも面白い
高学年になると、複雑なおはなしも理解できるようになります。絵のない本でも想像力を働かせて、空想しながら楽しむ子もいるでしょう。落語を題材にした絵本やおはなし、とんち話などひねりのある物語は、読解力を育む助けになります。長編シリーズを少しずつ読んであげるのもおすすめです。子どもが気に入れば、好きなときに自分で読み進めることもできます。
おわりに
読み聞かせは親子のコミュニケーションです。読解力や語彙力アップはあくまで副産物としてとらえ、こだわりすぎないように楽しみましょう。読み聞かせのやめ時は、子どもが「もう読まなくていいよ」といったときです。読んで欲しいという希望がある間は、大きくなっても続けてあげるとよいでしょう。
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