公園デビューは、子どもが生まれたときから「いつから公園に行くべき?」とママの頭を悩ませます。その他にも公園デビューは「初めての本格的な外遊び」になるため、いろいろな心配があるのではないでしょうか。
今回は、公園デビューを成功させるために知っておきたい「公園デビューのタイミング」や公園独特の「誰も教えてくれないこととマナー」についてお話しします。
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「公園デビューをいつからするか」の決め方
公園デビューという言葉は知っていても、子どもを「いつから公園に連れていけるのか」を見極めることは難しいことです。公園デビューする月齢や年齢に決まりはありません。子どもやママごとに公園デビューのタイミングは違うのです。まずは、公園デビューをいつからするかを決めるポイントを三つ紹介します。
子どもが友達に興味を持ち始めたら
赤ちゃんは少し大きくなると自分以外の人に興味を持ち始めます。病院の待ちあい室や電車の中で自分と同じくらいの月齢の子どもをじっとみつめたり、手を伸ばしたりすることがあれば公園デビューのタイミングかもしれません。公園に行けばたくさんの子どもがいます。 子ども同士が一緒に遊べなくても同じ空間にいるだけでも十分刺激を受けているはずです。
子どもが歩き始めたら
個人差はありますが、1歳半くらいになると立ち上がって歩き始める子どもが増えます。するとせまい部屋の中では満足できなくなってきます。そんなときは、芝生や土の地面がある公園で歩かせてあげましょう。 公園の中ならば車の心配もなく、ママも気分転換ができるでしょう。
歩くことが好きな子どもは、公園から帰るときも歩いて帰りたがることがあります。しかし公園から一歩出たら自由に歩き回ることは危険です。必要に応じて迷子ひもやベビーカー、抱っこひもを利用しましょう。
ママがママ友を欲しくなったら
公園はママ友作りに最適な場所です。公園で出会ったママ友はその近隣に住んでいることが多く、幼稚園や小学校が同じになる可能性が高いのです。先輩ママならば、幼稚園や保育園、子育ての情報を教えてもらうこともできます。
公園ならば家の中を片づけたり、プライベートな部分をみられたりする心配もありません。 公園は、適度な距離を保ちながらママ友とつきあえる場所なのです。
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公園デビューに失敗しないために
では、公園デビューを実際に始めるにあたって注意すべき点はどんなことでしょう。初めに心得ておくことで、公園で楽しい思い出がたくさん作れることになります。
公園選び
初めての公園には、無理なく家の近くの公園を選びましょう。何かあったときにすぐに帰宅できるのは最大の強みです。毎回同じ公園は飽きてしまうと思いがちですが同じ公園には安心感を覚える子どももいます。大人にはつまらないように思える公園でも子どもは小さな発見や遊びを見つけるものです。1歳前後だと遊べる遊具も限られてくるので、大きな公園よりも小さな公園がおすすめです。砂場や小さな滑り台や動物の形をした遊具など子どもの年齢に合った公園を選びましょう。
公園に行く時間帯
まだまだお昼寝をする子も多い時期なので、できるだけ機嫌のよい午前中を選びましょう。遊ぶ時間も短い時間から徐々に長い時間にしていき、30分~1時間位を見安に帰宅することをおすすめします。毎日同じ時間に合わせて外出することで、子どものリズムもつきやすくなります。公園はいろいろな人が利用するので、午後になると小学生以上の子どもも帰宅し、公園に遊びに来ます。小学生は身体が大きく動きも激しいので同じ空間で遊んでいると危険が伴うこともあるので注意です。
ルールを守る
公園にはすでに他のママ達のコミュニティーが出来上がっている場合がありますが、無理に入る必要はありません。ただし、あいさつはしっかりとしましょう。まだ小さい子どもなのであいさつもできないですし、順番も度外視する場合もありますが、親がきちんと正して順番を守らせます。砂場などでお友達が持ってきたおもちゃを勝手に使ってしまう場合も正す必要があります。ルールや礼儀を守って何度か公園に通ううちに、自然と話の合うママに出会うこともありますよ。
子どもから目を離さない
1歳前後の子どもはあっという間に危険な場所に移動したり、危ない遊びをしたりするので、子どもから目を離すのは危険です。また、砂や土、落ちているものを口に運んでしまったり、石や砂を投げてしまったりもするので注視することが必要です。
子どもの体調に注意する
特に夏場はマメな水分補給が必要不可欠です。夢中で遊んでいると寒暖差も出てくるので、子どもの様子をみながら、衣類を調節したり、日陰で休ませたりすることも必要です。毎日のサイクルのため連日公園に連れていくこともあると思いますが、出掛ける前に子どもの様子をよく確認して少しでも変化が感じられるのであれば無理せずに外出を控えましょう。
服装に注意する
歩きやすく、汚れてもいい服がいいでしょう。子どもは汗をかきやすかったり、水をいたずらしたりと汚れるリスクも高いので着替えは必要です。スモックなど初めから汚してもよい服装で行くのもいいですよね。フードやひもがついた服は子どもが遊具に引っ掛けてしまう可能性があるので控えましょう。ママは動きやすく汚れても大丈夫な服装がよいでしょう。子どもを抱っこしたり走りまわったり遊具で遊んだりすることもあるので、パンツとスニーカースタイルがおすすめです。
公園デビューQ&A
「いつから公園デビューするか」が決まっても、まだまだたくさんの心配があるのではないでしょうか。ここからは、公園デビューを控えたママたちが気になることにスッキリとお答えします。
公園デビューに適した季節はいつ?
公園デビューに適した季節は春と秋でしょう。夏は暑すぎて熱中症の心配があります。冬は寒さや感染症の心配が出てくるでしょう。春の公園には、花や草があります。秋の公園にはトンボが飛んでいるかもしれません。家の中ではみられないものが公園にはあふれています。
ただ、月齢の関係で夏や冬に公園デビューすることもあるかもしれません。夏は、十分な水分と紫外線対策をして、午前中の涼しい時間帯に行くようにしましょう。冬は防寒対策をしっかりとして、日が出ている暖かい時間帯に行くとよいですね。
公園には何を持って行ったらいい?
公園にはオムツや水分はもちろん、ちょっとした傷の手当てができるセットを持って行くと便利です。
おもちゃは多めに持って行きましょう。プリンカップやケチャップの容器も、公園の砂場では立派なおもちゃになりますよ。そして着替えは必需品です。ズボンとTシャツだけでなく、下着と靴下も持って行きましょう。
公園デビューする公園の選び方は?
公園デビューする公園は、自宅の近くがいいでしょう。近所に住んでいるママ友と出会える可能性が高くなります。
また、公園が「大きな遊具がある場所」と「何もない広い空間」にわかれていると使いやすいかもしれません。動きが活発な子どもたちは大きな遊具で遊びます。公園デビューしたての小さな子どもは、少し離れた広い空間でゆっくりと遊ぶことができるでしょう。 夏は、日影がある公園を選ぶことも大切なポイントです。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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