制服のお下がりをあげるときのポイント
お下がりの制服には、あげる側の情がこもっています。お下がりしてからも大切に使ってほしいものです。最後に制服のお下がりをお互いに気持ちよくするためのポイントをお話しします。同じ制服でもお下がりの仕方によっては価値があがることも下がることもあるのです。
クリーニングに出してからお下がりする
お下がりするときには、制服はクリーニングに出し、体操着類は洗濯してからお下がりしましょう。いつも着ていると汚れに鈍感になりますが、お下がりされた方は小さな汚れにも気がつくものです。ポケットにお菓子の包み紙やゴミが入っている制服をお下がりすることは非常識です。もらった方はバカにされたように感じるかもしれません。
クリーニング代は安くはありません。でも「お祝いの気持ち」としてクリーニングのタグはつけたままお下がりしましょう。
「あの人にあげた」といいふらさない
お下がりをもらう人によっては、恥を忍んでお願いしたかもしれません。ものを渡したら「あの人にあげた」と得意げにいいふらさないようにしましょう。
お下がりをあげるときには「あげる」という態度ではなく「もらってくれる?」という言い方をすると、もらう側は気持ちよくもらえるものです。どうせあげるならば、気持ちよく使ってもらえるように配慮しましょう。
破れや汚れがひどいものはあげない
お下がりはあげればいいというわけではありません。破れや汚れがひどいものをあげることは失礼になります。もしも破れや汚れがあってもお下がりしたいと思うならば、使える程度に修復してからお下がりしましょう。
記名がある場合は、できるだけ名前を消してからお下がりすることがマナーです。油性ペンで記名してある場合は、上から黒く塗るか布で名前を覆ってからお下がりしましょう。
おわりに
わが子の制服は使わなくなっても思い出が詰まっているため、簡単にあげたくないものです。お下がりするときには、ママだけでなく子ども自身も「この人なら」と思う人にお下がりしましょう。気持ちのこもった制服は、たとえお下がりであってもうれしいものです。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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