幼稚園は公立と私立のどっちにする?それぞれの特徴・メリットは?

公立・私立それぞれのメリット・デメリット

幼稚園のメリットとデメリット
前述したように、公立幼稚園と私立幼稚園には特徴的な違いがいくつかあります。どちらに通わせるかは、家庭の状況や子どもの性格などによって総合的に考える必要があります。以下は一般的に考えられる公立・私立それぞれのメリット・デメリットですが、これも各家庭により見方はさまざまです。

公立幼稚園に通わせるメリットとは?

市町村などが運営する、公立幼稚園の最大のメリットは、費用が安いことです。私立が年間で平均50万円近くかかるのに対し、公立では半分以下の23万円程度で済みます。また子どもたちは遊びを主体とするのびのびした教育方針の下で、個性や自主性を伸ばすことができます。通園は徒歩が多いので、小学校に上がったときに違和感なく通学できるということもあります。

公立幼稚園に通わせるデメリットとは?

通園バスや給食がないため、共働きやシングルで子育てする親にとって、毎日の通園の送り迎えやお弁当の準備が大変です。また延長保育をするところが少なく、週に1回程度午前保育にしているところも多いため、やはり働くママにとっては不便な面があります。また親が役員や行事などで役割を担わなければならないので、負担が多いという面もあります。

私立幼稚園に通わせるメリットとは?

通園バスや給食を実施している園が多く、親の送り迎えやお弁当の準備の必要がありません。延長保育のできるところも多いため、フルタイムで働くママにとっては助かります。また一般的な保育以外にも、音楽・絵画・英語・算数・体操などの早期教育を行ったり、人気の教育法を実践したりしているなど、親の理想とする教育を行う園を選ぶことができます。

私立幼稚園に通わせるデメリットとは?

私立幼稚園は公立に比べて費用が約2倍以上かかります。ただし各自治体の「私立幼稚園就園奨励補助金」を利用できれば安く抑えることも可能です。行事やイベントが多いため、親が参加やサポートを求められることがよくあり、働く親にとっては負担になります。また前述したように私立幼稚園は比較的経験の浅い若い先生が多く、また入れ替わりも早いため、落ち着かないと感じることもあるかも知れません。

おわりに

公立幼稚園と私立幼稚園の特徴やメリットなどを説明してきましたが、どちらかが優れていると一概に言うことはできません。多くの幼稚園はパンフレットなどの配布や事前見学を受け入れているので、何か所か情報収集や見学をしてみて、園の雰囲気や先生が子どもに合うかどうかをじっくり見極めてから決めるとよいでしょう。お子さんにとって楽しく通える幼稚園が見つかるといいですね。

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