乳歯が生えることで歯茎がムズムズしている
ママの乳首をかんでしまうという赤ちゃんの多くは「乳歯が生えてくる」ということと関係しているといわれています。乳歯の生えはじめの時期は生後5カ月から8カ月くらい。乳歯が生えはじめるときには歯茎がムズムズしてしまい、気になってしまう赤ちゃんも多いそう。
指しゃぶりが多くなるなど口を気にしているそぶりが多くなったら歯茎がムズムズしている証拠。歯がためを与えてあげるとカミカミして違和感を自分で解消しようとしてくれ、乳首もかまなくなってきますよ。歯がためは歯が生える前の時期から取り入れてあげましょう。
母乳やミルクの味が気に入らない
赤ちゃんが母乳やミルクを飲まない場合、赤ちゃんでなくママやミルクに問題があるということもあります。赤ちゃんの舌は繊細で、甘味やうま味、苦味、酸味はすでに乳児期から分かっているといわれています。そのため、母乳の味が気に入らなかったりミルクが気に入らなかったりした場合には飲まずに遊んだりかんだりしてしまうのです。
母乳育児の場合、スパイシーな食事やカフェインを摂ったあとは母乳の酸味が強くなってしまうといわれています。また、高脂質高糖分の食生活を送っていたりストレスや睡眠不足によって血行不良に陥ってしまっていたりすると、母乳が詰まりやすくなり味も落ちてしまうといわれています。食事や睡眠などに気をつけて良質な母乳を作れるようにしましょう。
ミルク育児の場合、急にメーカーを変えたことで味の違いに驚き飲まなくなったという話はよく聞きます。反対に、今までおいしそうに飲んでいたミルクでも、飽きからかある日をきっかけに飲まなくなるということもあるそうです。ミルクはメーカーによって味が違いますので、元のミルクに戻してあげたり違うミルクを試してみたりしてあげましょう。また、ミルクの温度も適切か見直してみることをおすすめします。
母乳の出が悪くなっている
遊び飲みは、ママの母乳の出が悪いことが原因の場合もあります。吸ってもなかなか母乳が出てこないために飲むことに興味を失ってしまったりかんで出をよくしようとしたりするのです。
母乳の出の対策としては「血液がドロドロになりやすい生活習慣を改める」ということにつきます。バランスのよい食事と十分な休息のほか、散歩や軽いストレッチなど適度な運動を取り入れてみましょう。水分をしっかり摂ることも大事ですよ。また、おっぱいマッサージも効果的です。乳房の基底部を優しく手のひらで包むように上下左右にマッサージしてあげましょう。
乳首が気に入らない
母乳育児の場合でもミルク育児の場合でも「乳首の形が気に入らない」ということで遊び飲みをする赤ちゃんもいます。
ミルク育児の場合、月齢に合わせて乳首を変えないと「吸ってもなかなか出てこない」ということもあり飲まなくなってしまうことがあります。哺乳瓶のメーカーごとに適切な乳首や買い換えのタイミングは変わってきますのでチェックしてから購入するようにしましょう。
母乳育児の場合でも、赤ちゃんが飲みやすいほど乳首に長さがなければかんで伸ばそうとする子もいます。でも、乳首の形はミルク育児の場合は買い換えればよいだけですが、母乳育児の場合はなかなか変えられなくて困ってしまいますよね?そんなときには乳糖保護器を使用してみることをおすすめします。乳首の長さも長くなりますし、かまれたときの痛みも軽減することができますよ。
おわりに
赤ちゃんの遊び飲みは、赤ちゃんの視力がよくなったりママのことを気にするようになったりといった成長に伴うもの。
遊び飲みをしてちゃんと飲んでくれないとつい心配になってしまいますが、遊び飲みをするのは大抵一日のうち数回だけだったり授乳の最後の方だけだったりします。多少遊び飲みをしていても、赤ちゃんの体重がちゃんと増えているようなら必要な分の栄養は摂れていますのでそこまで心配しなくても大丈夫です。
ただ、遊び飲みはクセになると乳首がかまれて出血してしまったり乳腺炎になってしまったりとママの負担が大きくなってしまうこともあります。環境や授乳タイム、ママの生活を見直すだけで改善されることもありますので、ちゃんと対策をとってあげるようにしたいですね。
ピックアップ
この度は、記事をお読みいただきありがとうございます!oshimです。
2018年11月現在、セルフ妊活を経て生まれた3歳の息子と夫とマンションで3人暮らし。「周りのお友達と仲良く遊べる子どもに育ってほしい」とのびのび育児中です。そのせいか、脱走したりTVを壊したりと、かなりやんちゃな息子に育ってしまっています(笑;)”あるある”と共感できるような記事を書いていけたらと思います。妊活中、育児中の気分転換になってもらえたら嬉しいです!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。