紙おむつは日々改良が加えられてはいますが、使い方や体質によってはもれたりかぶれたりと悩みがつきないものです。また、赤ちゃんが足をばたつかせたり動き回ったりすると難易度はよりあがり、毎日げっそりしているママも多いです。ここではテープタイプとパンツタイプにわけて、それぞれのおむつを上手に赤ちゃんにはかせるコツをくわしくご紹介します。
テープタイプの紙おむつのあて方
まず月齢の低い赤ちゃんが使うことの多いテープタイプのあて方を紹介します。
立体ギャザーをしっかり立てる
おむつのテープは後ろから前にとめるので、テープがついているのが背中側です。まずしっかりギャザーを立てて広げましょう。おむつは水分を吸収する素材と、流れ出さないようにするギャザーでできています。おむつはぎゅっと圧縮されて袋詰めされているので、そのままあてるとギャザーがうまく立ち上がらない可能性があります。ギャザーが折れずに足にまっすぐあたっているかに注意しておむつをセットしましょう。
おむつを腰の高い位置に差し込む
次に、おしりを持ち上げておむつを腰の位置まで差し込みます。特に月齢が上がってくると、両足をつかんで片手でおしりを持ち上げただけではしっかり腰におむつがあたりません。骨盤のあたりを持って腰まで深くおむつを差し入れるようにしましょう。その際、足のまわりにすき間があいていないか注意しておむつの前側を引き上げ体にあてます。両手の人さし指を使って立体ギャザーを立ち上げながらあてるとよりもれにくいです。
テープをとめギャザーやフリルを整える
おむつの端が折れていると、肌にあたってかゆくなってしまいます。マジックテープを受ける部分が乱れないように注意しながら左右均等にテープをとめます。おなかまわりはややきつめに指が1本入る程度が理想です。空腹時と満腹時ではおなかの出方が違うので、おなかの様子を確認し、いつも同じ場所でとめないようにしましょう。また、最後に足まわりのギャザーが折れていないかもう一度確かめます。
新生児でおへそが乾いていない場合は、ガーゼをあてて紙おむつをしたり、おへそを刺激しないように、おへその周囲の紙おむつを折りかえしたりするのがおすすめです。
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パンツタイプの紙おむつのあて方
パンツタイプは下着と同じようにはかせるだけなので、テープタイプに比べると比較的簡単です。パンツタイプの場合もギャザーをしっかり立てて使いましょう。
立たせてはかせる方法
ベビーベッドや椅子などに赤ちゃんをつかまり立ちさせます。赤ちゃんの足を片足ずつ通しておむつを引き上げたら、太もも部分にすき間があかないようにおへそのあたりまでしっかりとおむつを引き上げます。最後におなかまわりや足まわりのギャザーが折れていないかを必ず確認をしましょう。
寝かせてはかせる方法
赤ちゃんを寝かせてはかせる場合は、おむつの足を通す部分に自分の手を通してから、赤ちゃんの足をつかんでおむつに通します。同じように両足がおむつに通ったら、腰を支えながらおへその位置まで引き上げます。その際、寝返りなど赤ちゃんの動きに合わせるとやりやすいです。寝かせてはかせる場合も、最後におなかまわりや足まわりのギャザーが折れていないかを必ず確認をしましょう。
テープからパンツタイプへの切り替え時期は?
パンツタイプの紙おむつに切り変えるおすすめのタイミングは、赤ちゃんがハイハイを始めた時期か、つかまり立ちができるようになった時期です。しかし、寝かせたままでのおむつ替えをあまり嫌がらない場合は、より経済的なテープタイプのおむつを併用して使い続けることもできます。
一方、寝返りはできなくても体や足をよく動かす赤ちゃんや、ゆるいうんちが頻繁にもれて気になる場合は、月齢の低いうちからパンツタイプのおむつを選んでおくと便利です。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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