晴れて離婚するまで我慢するコツ<精神編>
離婚までの長い道のりを我慢するために、気持ちの面では割り切ることが肝心です。別れたい夫と一つ屋根の下で暮らすストレスは計り知れませんよね。内心穏やかではいられないことも多いでしょうが、今すぐ状況を変えられない場合は、できるだけ割り切って、心を乱されないようにすることが大切ですね。
我慢するコツ(3)夫抜きの時間を楽しむ
離婚を計画中のママにとって、夫の外出中はつかの間のリラックスタイム。イライラしがちな気持ちを静め、自分の好きなことをしましょう。子どもとの時間を楽しんだり、自分の趣味の時間を設けてもよいでしょう。また、夫だけで帰省してもらうなど、定期的に別行動すればママの息抜きにもなるでしょう。あくまで不自然にならない範囲ですが、自分も帰省したり友人と会ったりしてはいかがでしょうか。家の中にこもりきりでは、ネガティブなことをいろいろと考えてしまいますよね。積極的に外に出て、家族以外の人とも交流しましょう。地域の活動やボランティアに取り組むのもおすすめですよ。
我慢するコツ(4)離婚後の生活をイメトレ
離婚後はどのような暮らしをしたいでしょうか?将来の生活をイメージしてみるのも、気分転換に役立つでしょう。離婚後に住まいを変える場合は、生活がガラッと変わりますね。今の暮らしではできないこと、やりたいことを考えてみましょう。晴れて離婚すれば、独身生活が待っています。新たな生きがいを持って、第二の人生を歩む自分の姿をイメージしてみましょう。また、その実現のために必要なものがあれば、今のうちに準備しましょう。離婚後に実家へ戻りたい場合、ゆくゆくは自分の両親にもその気持ちを打ち明けて、味方になってもらう必要があります。
我慢するコツ(5)専門家に相談しても
離婚はしたいけど、離婚手続きやその後の生活が不安、という人もいることでしょう。そんなときは専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
弁護士
必要な手続きや、離婚時に受け取れる資産の概算などについてアドバイスしてくれます。住居など、お金以外の共有財産がある人は、弁護士に相談しておくことをおすすめします。
離婚カウンセラー
離婚にともなう物理的な問題はもちろん、心の問題についてもアドバイスしてくれます。今の結婚生活に関するお悩みや、離婚前後の子どもに関するお悩みも相談できますよ。
相談窓口
夫から言葉の暴力、身体的暴力を受けている場合は、先々とはいわず、今すぐに助けを求めましょう。法務省が設置する女性の人権ホットライン(電話番号:0570-070-810/平日8:30~17:15)や、各自治体が設置する24時間対応の相談窓口もあります。1人で抱え込まず、ぜひ助けを求めてくださいね。
おわりに
小さな子どもがいるママにとって、離婚までは長い道のりかもしれません。子どもへの接し方や離婚後の暮らしなど、悩みも多いですよね。ぜひこちらでご紹介した方法を参考にして、気持ちを切り替えましょう。また、必要に応じて専門家に頼ってくださいね。
ピックアップ
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。