小学生の子どもを持つほとんどのママが手をやくのがわが子の宿題ではないでしょうか。面倒くさがる子どもに宿題をやらせるのは一苦労だし、こっちもイライラで毎日大変!そんな声をよく耳にします。そこで今回は、ガミガミ言わずに簡単にやる気にさせる、ちょっとしたコツをご紹介!忙しいママの悩みをスッキリ解消します。
まずは環境作りから いつどこでだれと?
子どもが宿題嫌いにならないためにママがやるべきことは、まず宿題をする環境を整えてあげること。いつやるのか?どこでやるのか?だれとやるのか?これを整えてあげるだけで、子どもの意欲は全く違ったものになるのです。
習慣が大事。わが家の「宿題サウンド」
学校ではチャイムの他に「朝の音楽」「掃除の音楽」「昼休みの音楽」など決まった時間に決まった音楽を流し、子どもたちの行動を促しています。チャイムを聞き流してしまっても掃除の音楽が流れれば自然に掃除を始めますよね。つまり家でも「宿題の音楽」を定着させるのです。「宿題はやったの?!」とママさんが声を張り上げる代わりに、毎日同じ「宿題サウンド」を、タイマーをセットし流します。1週間もすれば音楽とともに自然と」体が動くようになるはずですよ。
見守りが大事。目の届く範囲に「宿題エリア」
次は宿題をやる場所です。オススメは何カ所かママの目が届く範囲に「宿題エリア」を作ること。リビングのテーブル、キッチン前のカウンター、ママの部屋の一角にミニテーブル…など。忙しいママが子ども部屋に行って宿題をみるとなると家事がはかどりませんね。ならば子どもがママの家事をするそばで宿題をやれるようにしてあげましょう。そうすれば声をかけながら宿題に取り組めますし、ママの家事の都合で「今日はこっちの宿題エリアへどうぞ~」などうまく場所を変えることも気分転換になり効果的です。
雰囲気が大事。理想は「家族で鉛筆」
これは少しハードルが高いかもしれませんが、お子さんが宿題をし始めるときほんの少しでもママが一緒に座り、家計簿をつけたり何か書き物をしたりすると効果的です。兄弟姉妹がいるようならみんなで取り組むとなおよいですね!家の中を宿題モードに切り替えるのです。平日は忙しくてそんな暇ないわ!というママは休日だけでも試してみてくださいね。
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宿題をやりたい!と思わせるコツとは?
仕事で疲れて帰宅すると一休みしたいと思いますよね?子どももそれは同じです。ですから下校してすぐに宿題をやらなくてもいいのです。おやつを食べたり、友達と遊んだりするのもいいでしょう。その楽しい気持ちの延長に宿題をつなげてあげるのです。
1~2年生の場合…ママと競争!どっちがはやい?
低学年の宿題は、例えば計算プリントなら大人がやれば5分程度のものでしょう。ママに余裕のあるときはよーいドンで一緒に解いてメモ用紙に答えを書き、答え合わせ。子どもは間違いなく張り切ることでしょう。もちろん様子をみて手加減も必要ですが、漢字練習の宿題なら、家事をしながら問題を出し合うなど、「あれ、この字の書き順、忘れちゃったなぁ」なんてつぶやけばきっと得意げに教えてくれますよ。
3~4年生の場合…燃える!ハナマルにランクつけ
子どもは結構大きくなってもハナマルが大好き。そこでハナマルランクつけ作戦!ランク1…ハナマル、ランク2…ハナマルに茎と葉をつける、ランク3…チョウチョもつけるなど、子どもが喜びそうなハナマル+アルファを考えてあげてください。宿題の頑張り具合に応じて、カレンダーなどに書いてあげるのです。そのときランク3は少しもったいぶって!やたらと出さないのがコツですよ。
5~6年生の場合…まずは1問!見通しを立てよう
高学年になると、宿題も難しいものになり勉強が苦手な子どもはますます取りかかるのが大変になるでしょう。ずらっと並んだ問題を目にするとやる気がなくなるのもわかります。そんなときは「まずは1問だけやってみよう」と声がけ。見通しを立ててあげるのです。1問を3分で解いたなら、10問なら30分。見通しが立つと人は少しやる気が出るものです。
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小6の息子と小1の娘のママです。パン作りと洋裁が好きです。
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