子ども用ハーネスのデメリット
安全で手軽に子どもを保護できるハーネスはいろいろな場面で活躍しますが、次に挙げるデメリットもあります。良い面悪い面両方から考えて子どもに使うかどうかを検討してみましょう。
子どもが嫌がりつけられないことがある
子ども用ハーネスはその構造上、何かを背負ったり取り付けたりする必要があります。上着や体を縛りつけるようなものが苦手な子どもの場合、ハーネスをつけると逆に嫌がってしまうことがあります。この点が心配な場合は、商品を購入する際にお気に入りの柄のものを選ぶなど、子どもの意見を取り入れることで多少受け入れられやすくなりおすすめです。
引っ張られて子どもが転ぶ可能性がある
子どもはハーネスの長さをそれほど意識していないためハーネスの長さ以上に走りだしてしまったりすると、体が前にいかずに転倒してしまう可能性があります。長めのハーネスに代えたとしても、絡んだり汚れたりとあまり使い勝手がよくありません。また、歩行が不安定な子どもに使っている場合、前のめりになっているときはハーネスを引っ張ることでバランスがとりやすいですが、逆に後ろに重心がかかってしまった場合はサポートすることができず転んでしまう可能性があります。
周囲からハ―ネスを否定されることがある
子ども用ハーネスの利用を親がためらってしまう大きな要因は、子どもがハーネスをつけたときの姿です。なかには犬の散歩のようだ、と否定的に見られることがあり、子どもの安全のために使っているのに、このような批判を受けて悲しい思いをする方もいます。しかし、ここまでご紹介してきたように子ども用ハーネスは子どもの命を守るため必要に応じて使われています。大切な子どもだからこそ便利な道具を活用してみるのはいかがでしょうか。
おわりに
子ども用ハーネスはかわいらしいデザインで子どもの安全をサポートできる道具です。しかし場合によっては転倒などのリスクがあります。その性能を過信しすぎず「離れたら危ないよ」など言葉がけをしつつできるだけ一緒に歩くように心がけましょう。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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