夜泣きも怖くない!月齢別のメンタルリープへの対処法
メンタルリープのせいとは言っても、激しい夜泣きをするなどの手に負えない行動が起こると、親はどうしても焦ってしまうものですよね。
しかし、月齢別のメンタルリープの対処法を覚えておくと、どっしりと構えておくことが可能になります。
新生児期のメンタルリープ対処法
新生児期は、1回目のメンタルリープが現れやすい時期です。周囲の出来事に興味を示す頃でもありますので、何かしらの不安などを感じると、泣き出すことも多いとされています。例えば、お腹が空いた、おむつが濡れているなどでぐずりがちですので、赤ちゃんの身の回りについて気を配ってあげましょう。
2、3カ月頃の上手な対応とは
物事の規則性や移り変わりが理解できるようになるこの時期は、昼と夜の区別がつくようになるでしょう。メンタルリープで言えば、2~3回目あたりに該当します。
この時期は夕方頃になると泣き始めることがあるため、親が抱っこをしてあげるなどの対応をしてあげると、落ち着くことが多いと言われています。
メンタルリーフ対処法・4カ月~2歳
メンタルリープ4回目以降の4カ月~2歳頃までは、物事の関係性や一連の流れ、環境に適応しようとするなどの理解が進むので、昼間の興奮を夜まで引きずって寝ぐずりする傾向もあります。
そのため、夕方以降は穏やかに過ごすように注意したり、午後遅くに昼寝をさせないようにしたり、夜寝る前にテレビの強い光を浴びさせないなどの心構えが必要です。このように、睡眠に対して規則的なリズムを付けてあげると効果的だとされています。
おわりに
夜泣きは親にとって心配な事柄のひとつですが、メンタルリープの考え方や対処法を知っておくと、赤ちゃんがぐずったとしても冷静に接することができるでしょう。また、親自身が穏やかな気持ちでいることができれば、赤ちゃんとの関係を築いて行くにあたっても、大いに役立つはずですよ。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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