子どもが風邪をひいたとき、何を食べさせたらいいか迷いますね。食欲がないときも、薬を飲むために少しでも何か口にしてもらいたいのが親の気持ちです。そこで、身体に優しく、口にしやすいレシピをいくつかご紹介します。風邪の症状にあわせて作ってみてください。
風邪のひき始めにおすすめレシピ
子どもの風邪は、急な発熱で始まることが多いですね。鼻水が出ていたり、いつもよりぐずって機嫌が悪かったり、少しだるそうにしているようなら、風邪のひき始めかもしれません。はやめに栄養のある温かい物を食べて寝るようにしましょう。消化のよい物を食べて、おなかに負担をかけないことも大事です。
ねぎと卵のおじや
ねぎは、風邪のひき始めにはぴったりの食材です。ねぎに含まれるアリシンが、血行をよくして身体を温めます。また、食欲を増進する働きもあるので、食欲がないときにもおすすめです。一緒に使う卵はビタミンやミネラルが含まれている、栄養価の高い食品です。ふわふわに仕上げると口当たりもよくなって食べやすいですよ。ねぎは嫌いな子も多いので、みじん切りにしましょう。
材料 1人分
作り方
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ゴマ入りけんちん汁
根菜の栄養がたっぷりとれるけんちん汁は、身体が温まるのでおすすめです。特に大根は、風邪のときには積極的に食べたい食材のひとつ。消化を助ける酵素が含まれていて、胃腸に負担をかけずに食事がとれます。野菜は柔らかく煮えているので食べやすいです。食欲があるなら豚肉を加えて豚汁にしてもよいのですが、脂が出るので避けたほうが無難でしょう。
材料 2人分
作り方
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風邪の症状がつらいときのおすすめレシピ
子どもが本格的に風邪をひいて症状がつらくなったときは、無理に食べさせなくても大丈夫です。熱が高いときは脱水の恐れがあるので、イオン飲料や経口補給水を与えます。プリンやヨーグルトといった口当たりのよい物を食べるのはかまいませんが、お菓子はいけません。食欲がなくても口にしやすい飲み物やスープで栄養を補給しましょう。
ホットアップルジュース
りんごはミネラルやカリウムを多く含む果物です。消化を促進し、粘膜を保護してくれます。弱った胃腸に優しく、リンゴ酸やクエン酸の働きで疲労を回復してくれます。すりおろしてそのまま食べてもいいのですが、身体を温めるジュースにして飲みます。おなかにくる風邪のときは、かんきつ系のジュースは避けましょう。腸の動きを活発にするため、刺激が強すぎます。りんごのほかにはモモがおすすめです。
材料 2人分
作り方
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かぼちゃのポタージュ
野菜をくたくたに煮込んだスープは胃腸にも優しく栄養価も高いので、風邪のときにもおすすめです。コンソメで煮たあっさり味のスープもおいしいのですが、子どもが好む クリーミーな味付けのポタージュスープをご紹介します。かぼちゃが手に入らない時期は、にんじんを代用してもおいしく食べられます。かぼちゃもにんじんも緑黄色野菜です。緑黄色野菜には、のどや鼻の粘膜を保護するビタミンAが豊富です。
材料 2人分
作り方
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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