離乳食の目安
断乳と卒乳をするにあたって、離乳食をはじめるタイミングも大切になってきます。
- 首がしっかりと据わっている
- 座ることができる
- 食べ物に興味をもつ
赤ちゃんの首が据わる時期には個人差があり、生後2カ月と早くから首が据わる赤ちゃんもいれば、生後5カ月を過ぎても据わらない赤ちゃんもいます。首の据わりをはっきりと判断できない場合は、赤ちゃんが自由に首を動かしているかどうかで判断しましょう。また、しっかりと座っていなければ、食べ物を食べることができないので、座ることができているかを確認します。
最後に赤ちゃんが食べ物に興味をもつかどうかですが、ママやパパが食べているものに手を伸ばしたり、見ていたり、口の中にスプーンなどを入れてなかなか出さない場合は離乳食に移行するタイミングとなり、はじめても良いでしょう。
離乳食の進め方
初期(生後5~6カ月)
赤ちゃんの様子を見ながら、1日1回1さじずつはじめましょう。母乳やミルクは欲しがるだけ与えてください。
中期(生後7~8カ月)
1日2回の食生活を覚えさせてください。さまざまな味や舌触りを楽しめるような食品や離乳食のレシピを増やしましょう。母乳やミルクは離乳食後に与えるようにしてください。ミルクは1日3~4回程度の量に調節しましょう。
後期(生後9~11カ月)
1日3食の食生活を覚えさせてください。1日3食になると、家族と一緒に食卓を囲むこともできます。この時期も母乳やミルクは離乳食後に与えるようにしてください。ミルクは1日2~3回程度の量に調節しましょう。
完了期(生後12~15カ月)
1日3食の食生活を基盤に、自分で食べる楽しさを手づかみからさせてください。
離乳食では、なるべく緑黄色野菜を摂らせ、アレルギー等に気を付けて与えるようにしましょう。そして、離乳食をはじめても、急に母乳やミルクの量を減らさないようにしてください。赤ちゃんにとって、離乳開始時期はまだまだ母乳やミルクが必要です。
もしも離乳食を嫌がる場合は、無理をして与えることはせず母乳やミルクを与えましょう。毎日の食事の時間を同じ時間にすることも大切なことなので、心がけるようにしてください。
おわりに
今回は断乳と卒乳についてお話をしてきました。特に断乳をするというのは、ママにとっても赤ちゃんにとってもつらい時期になるかもしれません。しかし、乗り越えられた際には、ママも赤ちゃんもぐっすりと眠れるようになり、赤ちゃんも次のステップへと成長することができます。失敗してしまってもママは自分を責めずに気持ちを切り替えて、ママと赤ちゃんのペースで離乳に取り組んでくださいね。
ピックアップ
33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
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