子どもの靴ってどうしてあんなに汚れるのでしょう。ついこの間洗ったばっかりなのにもう真っ黒な上履きや、明日学校に履いていく靴なのにお構いなしに水たまりに入って遊んでる子どもの姿を見て途方に暮れてしまうお母さんも多いのではないでしょうか。そんな子どもの靴の汚れに悩まされるお母さんのために、上履きやスニーカーをきれいに洗う方法をご紹介します。
汚れを落とす効果的な洗い方を知ろう
汚れた靴を洗うとき、取りあえず洗剤を溶かした水につけ置いてから洗っていませんか?誰もがやりがちなこの洗い方、実はNGなのです。では一体どうやって洗ったらいいのでしょうか。ここでは、靴をきれいにするための効果的な洗い方をご紹介します。
水をかける前に泥や砂を払い落とそう
汚れた靴を洗うとき、まず大事なのは泥や砂を払い落とすことです。泥は水には溶けないため、先に水をかけてしまうと逆に汚れが落ちにくくなりますから、必ず水や洗剤で洗う前に落とすようにしましょう。もし既に靴がぬれている場合には、いったん乾燥させて泥や砂をカラカラに乾かしておくと簡単に落とすことができます。中敷きを外し、靴の底同士をパンパン打ち付けて大まかな汚れを落としてから、古い歯ブラシなどで靴の繊維などに入り込んだ細かい汚れをかき出しましょう。これだけで、水洗いしなくてもかなりきれいになります。
細かい汚れはクリーナーとブラシを使って洗おう
泥や砂を落としたら、次は30~40℃くらいのぬるま湯に15~30分ほど靴をつけておきましょう。汚れが浮いて洗いやすくなります。熱湯や洗剤を入れたお湯につけ置きするのは、生地が傷んだり色落ちしたりする可能性があるのでやめておきましょう。靴が十分お湯に浸ったら、洗剤等のクリーナーをつけてブラシで洗います。ブラシを小刻みに動かしながら洗うと汚れが落ちやすくなりますよ。
また、メッシュ素材の靴やマジックテープの部分などはブラシで洗うと傷みやすいので、台所用のナイロンスポンジで洗うのがおすすめです。中敷きは表面がはがれやすいため、洗剤を使わず、水で流しながら柔らかいブラシで優しくこすってください。洗い終えたら洗剤が残らないよう、泡が出てこなくなるまでしっかりと水で流します。すすぎをしっかりとしないと、シミや変色の原因になるので気を付けましょう。
干すときは風通しのよい日陰で逆さにつるそう
洗い終わった靴は脱水するか乾いたタオルなどにくるんでしっかりと水気を取ってから、風通しのよい日陰で逆さにつるして干しましょう。壁に立てかけたり、そのまま置いておいたりするだけでは、靴が変形したり十分に乾かないことがあるため、つるして干すのがおすすめです。生地が傷んだり色落ちしたりするといけないので直射日光は避けましょう。
合わせて読みたい
靴を洗うのにおすすめのクリーナー3選
靴を洗うクリーナー、皆さんはどんなものを使っていますか?普通の衣類用洗剤を使っているという方も多いと思いますが、適量がわかりにくく、すすぎにも時間がかかるためあまりおすすめはしません。また、靴洗い専用のクリーナーもありますが、ここでご紹介するクリーナーを使えば、専用のものをわざわざ購入しなくても十分汚れを落とすことができますので、ぜひ使ってみてくださいね。
汚れ落としにはやっぱりコレ ウタマロせっけん
衣服の汚れ落としでも絶大な人気を誇るウタマロシリーズは靴洗いにも使えます。おすすめは固形タイプのウタマロせっけん。せっけんで直接、靴をこすることができるので洗いやすく、汚れも落ちやすくなります。大きめなので、スティック状にカットして使うのもいいですね。ウタマロせっけんなら衣類にも靴にもさまざまに使える上、消臭・抗菌効果もあり一石二鳥です。
クリーニング店のプロも認めたエネロクリーン
エネロクリーンはスティックタイプの衣料用固形せっけんで、漂白剤が含まれているため汚れ落としに絶大な効果を発揮します。使いやすい形状で汚れもよく落ちるので、上履きなどの白い靴を洗うのに最適。ただし、色落ちの可能性があるため、色柄物の靴を洗うときには注意が必要です。靴だけでなく、白いシャツなどの汚れ落としにも使えますよ。
重曹や歯みがき粉など変わり種のクリーナーも
上履きなどの白い靴は、キッチンでも活躍する重曹や歯みがき粉を使ってきれいにすることもできます。重曹を溶かしたぬるま湯に一晩つけておく、重曹(大さじ2)・酸素系漂白剤(キャップ1杯)・歯みがき粉(5センチくらい)を練り合わせたもので洗う、歯みがき粉で汚れている部分を集中的に洗うなど、その手法は多種多少にありますので、いろいろ試してみてくださいね。
合わせて読みたい
小学生と2歳の息子二人に囲まれ、怒ったり笑ったりを繰り返しながら毎日賑やかに過ごしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。