お箸の持ち方がおかしい!正しい持ち方にする教え方

お箸の長さ確認とおすすめの教え方

はじめにお箸の持ち方をしっかり教えておいたものの、気付いたらおかしくなってしまっている!ということもあるでしょう。そんなときには、改めて子どものお箸の使い方や状況について再確認してみることが大切です。おすすめの教え方についてもご紹介します。

子どもに合った長さのお箸を使っているか?

子どもはどんどん成長します。お箸の長さが短くなっている場合もありますので、お箸の長さを再確認してみましょう。長さを測る主な方法は、以下の通りです。

  • 手の長さ(手首から中指の先まで)+3センチ
  • 手の親指と人さし指を90度に開き、その両指を結んだ長さ(一咫・ひとあた)×1.5
  • 身長×0.15
  • 足のサイズ

基本的に子どもの手の大きさによって、正しい箸の長さは変わってきます。そろそろ短くなってきたかな?と思ったら買い替え時かもしれませんね。

お箸の正しい持ち方を再確認しよう

お箸は上から3分の1くらいの場所を持ちます。上のお箸は、親指・人さし指・中指で鉛筆持ちをさせます。下のお箸は、親指の付け根・薬指で乗せるように固定します。お箸は2本とも動かすのではなく、上のお箸だけを動かすように使います。

見る方向によっては、正しいか間違っているかよくわからないこともありますので、横から見たり前から見たりして上のお箸がきちんと動いているかどうか再確認してみてください。

輪ゴムを使って手軽に持ち方を教えてみよう

家にある輪ゴムを使って、お箸の持ち方を練習してみましょう。まず薬指の第1関節に輪ゴムを巻きつけます。下のお箸を輪ゴムに固定させるようにして差し込み、上のお箸を通常のように持ちます。

下のお箸と薬指が固定されているので、上のお箸だけが動くようになり、子どもも上のお箸に集中して練習することができます。普段使っているお箸で簡単にお箸の練習をすることができるので、一度試してみてくださいね。

おわりに

お箸の持ち方がきちんとしていると、大人になってからもマナーがしっかりしているという好印象を持たれることもあります。大きくなるにつれて、さまざまな環境で食事をする機会が増えていきます。そんなときに、「お箸の持ち方がきれいだね!」といわれるように、わが子にはしっかりとお箸の持ち方をマスターさせておきたいですね。

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