学童も終了…来るべき「小4の壁」をどうやって乗り越えるべきか

勉強をする小学生

「小4の壁」という言葉ご存じですか?小4の壁とは別名「10歳の壁」ともいわれ、学童保育が終了し放課後の居場所がなくなってしまう子どもたちの現状を指します。また学校での授業内容や友達づきあいにおいても難しさを感じるようになり、つまずきやすくなる時期のことをいいます。今回は、そんな小4年の壁を乗り越えていく方法についてご案内します。

小4の壁 学童保育終了後の放課後

小学生の放課後
一般的に学童保育は小学校3年生までというところが多いです。働くママにとっては、小学校4年生になったわが子に放課後をどう過ごさせるかということは大きな悩みの種となります。こちらでは、4年生以降の放課後の過ごし方についてご提案します。

放課後の過ごし方 習い事を始める

まずおすすめなのは、習い事を始めさせるということです。そろばんや習字、英語塾、公文やスポーツなどなんでも子どもが興味を持つ習い事をさせてみるのも放課後の過ごし方の手段です。学校帰りに独りぼっちで家の中で留守番をしているよりも、習い事の先でお友達にも会えるのでさみしさも感じず、スキルも身につくため一石二鳥といえます。

放課後の過ごし方 おばあちゃんの家に行く

これは実家が近い方のみに限られてしまいますが、放課後の時間をおばあちゃんの家で預かってもらうことができれば安心です。毎日ではなく週に2~3日だけでも頼れる場合はお願いしてみましょう。おばあちゃんの家で宿題をすませておき、ママのお迎えを待って一緒に帰宅という流れができてしまえば、子どもも孤独を感じることなく放課後の時間を過ごすことができます。

放課後の過ごし方 一人で過ごす場合

習い事もなく、おばあちゃんの家にも行けない。そんな日ももちろんあるでしょう。そんな時は放課後の過ごし方にあらかじめ親子でルールを設けておきましょう。宿題と明日の準備を終えてからゲームをする、お友達を遊びに行く時はしっかり鍵をかけて携帯電話は持参するなど、その家庭に合ったルール作りをしておくと安心です。

合わせて読みたい

塾に通わせる? 学校の勉強で十分? 小学生の学習塾事情
塾に通わせる? 学校の勉強で十分? 小学生の学習塾事情
最近は、小学生が学習塾に通うのも当たり前のようになってきました。一昔前では、子どもは元気に外で遊ぶのが仕事とされていましたが、今では大半...

小4の壁 学習面・運動面におけるつまずき

学童での学習
小4になると、学習面・運動面の両方の分野でつまずきやすくなります。一度自分に自信を失ってしまうと、その自信を取り戻すことは大変です。失敗をひきずり勉強や運動を避けるようになり、結果自分で可能性の幅を狭めてしまうことになるのです。

小4の壁 学習面におけるつまずきとは

4年生になると、学校の勉強がぐんと難しくなります。算数ではより複雑で論理的な考え方を重視した内容となり、国語ではいくつもの事柄をつなげて考える思考力を重視した内容に変化していくのです。つまりただ単純に計算問題を解いたり漢字の書き取りをしたりするだけではなく、自分の頭で考える力を養うことが必要となっていきます。

小4の壁 運動面におけるつまずきとは

4年生は、運動面においても変化が現れる時期です。自分を客観的に見られるようになり周りが見えてくるようになるため、自分と他人とを比べて自信を持てなくなってくるのもこの頃です。しかし、短距離は遅くてもマラソンで結果を出すことができるとか、体操は苦手でも泳ぎが得意など、何か一つでも得意な運動があれば子どもの自信につながるので、親としては上手にサポートをしてあげたいところです。

大切なのは成果を認めてあげること

学習面・運動面の両方に共通していえることは、子どもが一生懸命がんばって成長をしていると少しでも感じた時に、大人はそれを言葉に出してしっかりとほめてあげることが大変重要であるということです。きちんと成果を認められた子どもは自信がつきます。この小4の壁を乗り越えるには、自分自身に自信を持てるようになることが大切なのです。

合わせて読みたい

塾や学童帰りは真っ暗!暗い帰り道で子どもが注意しなくてはいけないこと
塾や学童帰りは真っ暗!暗い帰り道で子どもが注意しなくてはいけないこと
秋になり冬に入ると、日が暮れ学童から帰る頃には真っ暗です。そうでなくても、塾帰りは暗くなっていることがほとんどではないでしょうか。そんな...

この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

アプリで
たまGoo! がもっと便利に

iPhone,AndroidのアプリでたまGoo!が便利に。

たまGoo!が便利なアプリになりました。
ちょっとした時間にチェック、電車の中でもサクサク快適。
たまGoo!をより近くに感じてください!

トップへ戻る