幼稚園へ預けるうえでのデメリット
預かり保育の制度が整ってきているとは言え、平日に実施される行事への参加や役員問題など、幼稚園に預けるうえでのデメリットもあります。幼稚園に子どもを通わせながらフルタイムで働くためには、こうした問題にうまく対処していくことが必要不可欠となってきます。
平日に実施される行事には参加しづらい
デメリットの一つが行事や保育参観です。幼稚園の行事や参観はどうしても平日に行われることが多く、子どもを預けることはできたとしても、なかなか行事に参加できないといった難しさがあります。また、休日に行事が実施されることによって平日に代休があることも意外と多く、その場合の対処法も考えておく必要があります。
ママ友との関係性を左右する役員問題
もう一つのデメリットは役員の問題です。保育園とは異なり、幼稚園では役員の仕事やバザー等での親の出番が比較的多くあります。これらは働いていることが免除理由にはならないため、参加できなかった場合に他のママたちの共感を得ることは難しいでしょう。こうしたことから、他のママとの関係を保っていくうえでも一定の難しさはあるように思います。ただ、幼稚園によっては保護者の出番がそれほどなく、働くママにも融通の利く環境が整えられているところもありますので、そのあたりは事前にしっかり調べておくとよいでしょう。
サポート体制を整えておくことが不可欠
このように、預かり保育だけではどうしてもカバーしきれない問題も幼稚園には多々あります。いざという時に備えて、あらかじめファミリーサポートやベビーシッターなどに登録しておくと安心です。契約内容によっては、預かり保育のない日に代わりにお迎えに行ってもらうことも可能になります。また、仕事の休みの都合などを調整するためにも、幼稚園の年間スケジュールは事前にしっかりと把握し、先を見越した行動をとれるよう心がけましょう。
おわりに
ニーズの高まりとともに、さまざまに変化する日本の子育て支援。その情報をいち早く取り入れ、子育てと仕事のバランスをとりながら、子どもにとってもママにとっても、より最適な子育て環境を整えていけたらいいですね。
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小学生と2歳の息子二人に囲まれ、怒ったり笑ったりを繰り返しながら毎日賑やかに過ごしています。
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