なぜ、子どもたちはネット上の友だちをほしがるのか?

インターネットの友達
今や小学生の9割が持っているスマートフォン。便利な一方で、「子どもがネットで友達を作って、トラブルに巻き込まれないか不安」と感じている親も多いのではないでしょうか?
この記事では、小学生がネットで友達を作る理由やリスク、トラブル回避法についてご紹介します。

小学生がネットで友達を作る理由とは?

スマホばかりする子ども
スマホを利用している小学生のうち、3割がネットで友達を作っています。裏アカウントを作成し、匿名でネットを利用する小学生も多く、現実とはかけ離れた世界での居場所を求めているのです。ではなぜ子どもたちは、現実とは違う場所で居場所を求めるのでしょうか?その理由を、3つに絞ってお伝えします。

友達について質問

理由1:言いたいことが言えるから

小学生は、なかなか家族や友達に言いたいことが言えないことも多くあります。「これを言うと嫌われちゃうかな?」などと、知らず知らずのうちに周囲に気を使ってストレスを溜めることも少なくありません。

一方ネットは、小学生とって言わば空想の世界。「嫌われても、やり直せばいい」と感じることができますし、気軽に言いたいことを言えるので、楽に感じます。つまりネット上では本音で語れる友達を作り、リアルにはない安心感を求めているのです。

理由2:趣味が共有できて楽しいから

スマートフォンを持っていれば、自分の好きなことを簡単に検索できます。好きな芸能人やアニメ、ゲームなど、自分の興味のあることを検索しているうちに、同じ趣味の人を見つけて友達になることもあります。

リアルの世界ではなかなか理解されない趣味であっても、周囲に内緒でネットの友達と情報共有できるため、現実にはない理解者や居場所ができたような気持ちになり、嬉しい気持ちになることも多いのです。

理由3:周りに内緒で相談できるから

家族や友達にも言えない悩みを抱えている子どもは、案外多いといわれています。例えば、「友達に仲間外れにされたり、いじめに遭っている」「親から虐待を受けている」などです。

誰かに相談したいけれど、相談して周囲にバレるのが怖いと思っている子も、匿名でネットを利用して、友達を作って相談したり、ストレス発散をしています。ネット上で、誰にも相談出来ないようなことを気軽に話すことで、味方がいるような気持ちになり、安心するのです。

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ネット友達を作ることはリスクがあることも

子どもの事件
小学生がネットで友達を作ると、リスクもついてくる可能性があります。ネットは相手の顔が分からないため、性別や年齢、見た目など全てを偽ることができ、未成年をターゲットにしている犯罪者も紛れていることがあります。特に、小学生は警戒心のなさから標的にされることが多いため、細い注意が必要です。

インターネットの事件

リスク1:誹謗中傷やいじめの可能性がある

掲示板やSNSを利用していると、誹謗中傷されたり、いじめられる恐れもあります。ネットはお互いの表情が見えない文章だけのやり取りが続くため、こちらが良い意味で書いた投稿であっても、相手に誤解を与える可能性もあり、それが元でトラブルを引き起こしてしまうことがあるのです。

そのため身に覚えのない噂話を流されたり、悪口を書き込まれることもあるので注意が必要です。また逆に自分の子どもが加害者になることもあるため、十分に気を付けましょう。

リスク2:個人情報が流出する恐れがある

安易にSNSなどに写真や情報を投稿することは、危険です。軽い気持ちで載せた写真に、学校名が写っていたり、背景から自宅を割り出されることもあるかもしれません。それが拡散されてしまうと、名前やメールアドレス、住所が知らないところで勝手に使われたり、嫌がらせを受ける可能性もあります。

また顔を載せると、それを加工されてアダルトサイトに使われてしまう恐れもあります。そのため、安易に写真や情報は載せないようにすることが大切です。

リスク3:事件に巻き込まれる可能性がある

ネットを利用していると、様々な事件に巻き込まれるリスクがあります。その中でも多いのが、SNSや掲示板などで出会ったネット友達からの誘い出しによる性的被害です。

相手は「お父さんやお母さんには内緒で出てきてね」「友達だから会えるよね」「少し話をするだけだよ」などと、巧みな言葉を使い、子どもを誘い出し犯行に及びます。また、性的被害だけではなく命を狙われる事件もあるため、誘い出しがあっても、すぐに会うようなことは避けなければなりません。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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