作戦3:かわいい子には旅をさせよ
学童に行かなくなった夏休みは、時間を自由に使える夏休みでもあります。発想を転換して、普段できない体験をする絶好の機会ととらえるのはどうでしょうか。自分の力で何かを成し遂げた時、子どもは驚くほど大きく成長するものです。
いつもの道が違って見える「祖父母宅への一人旅」
祖父母の協力が得られる場合は、祖父母宅への一人旅を計画してみるのもいいかもしれません。一人で往復させるのもいいですが、お盆休みより前に行かせお盆の帰省時に一緒に帰ってくるという方法もあります。飛行機の場合は、各社に一人旅の子どもをサポートしてくれるサービスがあり、出発空港の親もとから到着空港に出迎えに来る祖父母のもとへと確実に送り届けてもらえるので安心です。
仲間と共に成長する「サマーキャンプ」
普段できないことを体験できる場としてサマーキャンプに参加するという方法もあります。キャンプの期間は最短では日帰り、長いものでは20泊を超える日程となっているものもあり、予算や目的に合わせて選ぶことができます。キャンプでの活動内容は、山・川・海などの自然とのふれあいや、アウトドアスポーツなどを中心に特色ある内容が多く、キャンプに参加することは都会育ちの子どもにとってとてもいい経験になることは間違いありません。
世界を肌で感じられる「短期留学」
費用面でのハードルは上がりますが、1~4週間程度の短期留学はとても貴重な経験をもたらしてくれます。語学の面から言えば、数週間程度の短期間でしっかりした英語を身に付けることはあまり期待できませんが、小学生の時期に他の国に行きそこの文化に触れることは、これからの国際化した社会で生き抜くための大きな力となってくれるでしょう。
おわりに
小4と言えばもう自分の意見をしっかりと持っている年頃です。親が決めた夏休みプランに一方的に従わせるのではなく、夏休みの過ごし方についても親子でよく話し合い、お互いにとってより良い時間を過ごすための方法を探してみましょう。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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