欧米では赤ちゃんを抱っこするよりアイコンタクト重視をする理由

赤ちゃんとアイコンタクトをする
言葉も話せない赤ちゃんとの関わり方について、悩む親はたくさんいます。また子育てについて年配者から「抱っこは癖になるからしないほうがいい」とか「目を見た方がいい」なんて言われたことがある人もいるかもしれませんが、どちらが正しいのでしょうか?実際に、欧米では子育ての際にアイコンタクトを重要視しているという一面もあります。ここではその理由についてお伝えします。

赤ちゃんとのアイコンタクトはすぐにできる?

手を握る
赤ちゃんはが生まれてすぐは、視界がぼんやりとしていてママやパパとアイコンタクトなんかできるのだろうか?と疑問に思う人もいるかもしれません。しかし赤ちゃんの視力は、段階的に変化していきます。どのように変わっていくのでしょうか?

赤ちゃんの視界は数時間でママやパパを認識できる

赤ちゃんは生まれてすぐは視界がぼんやりとしていますが、7時間程度経つことでママやパパの顔を認識することが可能です。優しい声かけをしてあげると、すぐにママやパパに興味を示して、表情を認識することもできると考えられています。しっかりとアイコンタクトをすることは難しいですが、うっすらとは理解できているので、早いうちからママやパパの声と顔を見聞きさせてあげるようにしましょう。

生後3カ月から5カ月ではっきり見えてくる

誕生してから赤ちゃんの視力はメキメキと上がり続けていき、生後3カ月にはすでに両目の焦点が合い、ママやパパの輪郭を把握することができるようになります。そして生後5カ月くらいからは、視力が0.04〜0.08程度まで上がるので、ほとんどはっきりと表情を認識することができるのです。
笑顔を浮かべている姿見たり気になるものを見た時に、赤ちゃんが手足をバタバタとさせるようになるのもこのくらいの頃です。ちょうどコミュニケーションが取れてきたかな?思い始めるときなので、赤ちゃんがとても可愛く感じる時期でもあります。

生後半年から1歳で人の区別がつく

生後半年から1歳くらいの頃からママやパパ以外の人も区別することができるようになるので、人見知りが始まります。普段一緒にいる人とは違う人が家の中にいたり、目の前にいると不安に感じて泣き出してしまうこともあるのです。

また眠るたびに視力が上がっていくので、非常に細かなものでも見極めることができるようになります。ママやパパの表情を読み取る力もついてくるため、笑顔を心がけましょう。親の表情は赤ちゃんの心にとても強い影響を与えるので、過度に涙を見せたり怒ったりすることは気持ちを不安定にさせてしまうので、避けるように心がけてくださいね。

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アイコンタクトさえすれば抱っこは不要?

赤ちゃんの笑顔
欧米ではあまり抱っこをせずに対面をして、赤ちゃんとのアイコンタクトを重要視しています。最近では日本でも抱っこよりアイコンタクトを意識している人も増えていますが、抱っこは必要ないのでしょうか?

海外ではアイコンタクトが主流の理由

欧米では赤ちゃんの頃から親子別室で眠ることが多いものです。赤ちゃんが泣けば部屋に行き、眠るまで一緒にいてベッドに移したら自室に戻る、という自立した関係が築かれています。赤ちゃんと対面して子育てをする文化なので、赤ちゃんの不安を取り除くためにアイコンタクトをしているのです。抱っこはせず、アイコンタクトをすることで赤ちゃんに「ママやパパは自分を気にかけてくれているのだ」とわからせてもいます。

アイコンタクトも抱っこもスキンシップの1つ

親子関係を良好にさせるためには、「ママやパパは絶対に自分から離れない」という安心感や信頼関係が必要になります。赤ちゃんの頃から愛着心が安定している赤ちゃんは、成長した後も不安に駆られにくくなると考えられています。アイコンタクトは赤ちゃんと目を合わせることでコミュニケーションを図っていますし、抱っこも温かい肌のふれあいで安心させてあげられるのです。つまり、どちらも必要なスキンシップだといえます。

抱っこもアイコンタクトもこだわる必要はない

年配者たちは、ママやパパが抱っこをすると「抱き癖がつくからやめなさい」と言うこともあります。しかし実際にそんな癖はありません。抱っこされていないと泣いてしまうのは、単純にまだ成長過程で愛着が不安定だからです。

アイコンタクトが主流の欧米でも、一切赤ちゃんを抱っこしないというわけではありませんし、抱っこをする時にアイコンタクトもします。どちらが正しくて間違っていることはなく、偏った子育てをしないことが重要なのです。どうしても他者の言葉が気になってしまいますし、赤ちゃんとの関わり合いに悩むかもしれませんが、少しずつ自信を持って歩んでいきましょう。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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